パン類に必ずといっていいほど入っているのは「アミノ酸等
」です。特に調理パン(惣菜パン)などに多く見かけます。「ア
ミノ酸」は自然界でもよくあるものなので、気にする必要が無い
のかもしれませんが、これが人工的かつ科学的に合成され作られ
ているという事実を、私達はもっと知るべきなのかもしれません。

特に中国製のアミノ酸の主原料は人間の毛髪です。製造過程
はこのようです。理容店、美容室で買い集められた毛髪を塩酸で
処理し、水和等の科学的処理によりアミノ酸液にします。現在は
コスト的にも大豆などから作った方が安いので、この方法は国内
では行われていないようですが、中国産のアミノ酸液が輸入され
ていないという証拠は何処にもありません。

人毛には砒素等の重金属類が混入されている場合もあり、非
常に危険です。また塩素プロパノール、また鉛を含んでいる場合
がありこれらが癌や癲癇の症状を助長する、とさえ言われてきま
した。

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さらに危険なのは「アミノ酸等」です。「等」と書いてある
場合、何となく安心というか、アミノ酸が何かの物質で薄めてあ
るという錯覚さえ起させますので、安心、安全に思えるかも
しれませんがこれが間違いなのです。

アレルギー症状は、30種類以上の
食品にアレルゲンが見つかっています。でも冷静に考えると今の
お年寄り、年配者の中に強烈なアレルギーをお持ちの方がいらっ
しゃるでしょうか?

あくまで私の私見ではありますが・・・昭和33年生まれ以
前の方々には花粉症をはじめとし、強烈なアレルギーをお持ちの
方は少ないように思われます。この昭和33年という年はインス
タント・ラーメンが開発され、それと同時に各種「アミノ酸等」が
開発され始めた年でもあります。

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ハッキリ申し上げます。「アミノ酸等」というのはアミノ酸
に複合調味料を加えた、いわゆる化学調味料です。

複合調味料と言うのは核酸、有機酸、イノシン酸ナトリウム、コ
ハク酸ナトリウムを加えたものです。また化学調味料とは言うまで
もなく「グルタミン酸ソーダー」のことです。(以下、MSGと
略します。)

このMSGがなぜ厄介なものかといいますと、特に母体を通
し胎児に影響を及ぼします。脳の発育不全、またホルモン障害、
生殖機能不全、甲状腺障害などの危険性も大いにあると危険視さ
れているものです。

私達はコンビニ弁当、外食レストラン、等々で食事する機会
が多いですが、是非この点を気をつけて行きたいものだと思いま
す。

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パンのなかにこのMSGを練りこんでいる、という噂を耳に
します。何でも醗酵が早くなり、ソフトな食感になるとか。製パ
ンを科学的に解明しましてもあくまで「噂」の類、として私は考
えます。

もしMSGをパンに練りこんで効用があるとしたなら、MS
Gによる「味覚麻痺」作用でしょうか。