八月の終わりの夏祭り。
彼の知り合いのおじさんから、赤いヨーヨーを貰った。
嬉しくて、ずっと遊んだ。
500円と、ちょっと高級なかき氷には、イチゴの果肉が入ってた。
後で聞いたら、彼の仲間から
「可愛いカノジョを連れて来た」
という話で持ちきりだったらしい。
なんだかくすぐったいけど、紹介されるのも、認められるのも嬉しくてたまらない。
我慢や気持ちを抑える事が恋愛の1番だとしてきたあたしにとって、この上ない贅沢だ。
彼の家に置いて行ったヨーヨーも、あたしがこれまでに書いた手紙も全部テレビ台に大事に置かれてる。
「そのうちテレビ見れなくなっちゃうよ」
なんてノロケを言えるのも、初めてだから。
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