今回は長文になります
ご興味の無い方は
読み飛ばしてくださいね




骨粗治療で6年間服用している
ボナロンから
エビスタビビアントへの


薬の変更を考えてると整形Dr.から
打診されたのが
前々回の骨密度検査後の
診察の時でした



5ヶ月に一度  骨密度検査があり
その結果を聞く時だけ
診察を受けるスケジュールです

それ以外は診察無しの薬処方のみ💊



前回の骨検査後の診察時
先生から上げて貰った
候補の薬を下調べしたんですが
乳腺で服用している今の薬と
その候補薬の
併用は止めた方が良いと書いて
あったんです……と!
質問した所



 整形Dr.からは


候補薬「エビスタ」「ビビアント」は

骨ではエストロゲンと同じ様に作用し

乳房ではエストロゲンの働きを弱める

そんな効果を持った選択的エストロゲン
「SERMサーム」に分類される女性ホルモ
ン改良型の薬だから…と聞かされました



Dr.が言うには
アナストロゾールとエビスタ、ビビアントには併用禁忌や併用禁止、それに併用注意も書かれていない、と。
そして厚労省からの通達も無いからね。
と言われ…。何も言えず(;_;)



そして、診察最後に乳腺Dr.の考えも
聞きたいから9月の骨検査の時に
聞いて来てくれる?との宿題





 そして乳腺Dr.の元へ


8月の受診時に履歴も載っている直近の
骨密度結果シートと共にこれまでの経緯を話しました

乳腺Dr.からの返事は
「エビスタ」「ビビアント」
共に服用はだめですよ。


理由は…

両製剤の添付文書には禁忌、あるいは
併用注意とする記載はないため一見問題がないように思えるけど「乳癌診療ガイドライン」によると

「アナストロゾール」と
「タモキシフェン」を
併用した臨床試験群では
「アナストロゾール単独群」より
乳癌再発抑制効果が低くなる


これを受けてタモキシフェンと同じ
作用がある「ラロキシフェン→エビスタ」
とアナストロゾール併用服用は「アロマターゼ阻害薬→アナストロゾール」の
薬効抑制
起こる恐れがあるとの事

なので
乳癌のホルモン療法をしている人は
エビスタ、ビビアントは禁忌となって
いますよ、と。


おかやんさんは、ボナロンを6年間服用しても骨密度の数値もほぼ横ばいで目に見えて上がっていないでしょ。
ボナロンより効果が穏やかなエビスタ、
ビビアントではボナロン以上の効果は
期待できないよ。

こちらの病院では骨密度が低下した患者さんは飲み薬では無く半年に一度の注射薬「プラリア」
で骨粗治療をしてもらってますと
Dr.が言ってました。


飲み薬より注射の方が骨密度も  より
アップするんだそうです。


この乳腺Dr.の考えと私の気持ちと
今後の薬について
来月の骨検査の時に整形Dr.に
伝えようと思ってます。




最後に
アナストロゾール服用下でのガイドラインでは
骨密度が若年成人平均80%未満であればカルシウム製剤やビタミンD製剤

70%未満ならビスホスホネート製剤
(ボナロン・フォサマック・ボノテオ)
などが推奨だそうです


私、大腿骨も腰椎もどちらもこの数字
上回ってるんだけどなぁ~驚き