チェンバーミュージック・ガーデン  ~ プレシャス 1 pm Vol. 2    丁々発止の華麗なる妙技

2022年6月10日(金) 13:00~14:00 ブルーローズ(小ホール)

 

テレマン :6つのカノン風ソナタ    第1番 ト長調 TWV 40:118
モーツァルト:歌劇『魔笛』K. 620~人か女房か(フルートとオーボエ用編曲)
Fl:工藤重典、Ob:吉井瑞穂

プーランク:フルート・ソナタ 

Fl:工藤重典、Pf:広瀬悦子


グラナドス(リー/ランバート編曲):4つのスペイン舞曲

~第2曲「アンダルーサ」、第4曲「ホタ(ロンデーリャ・アラゴネーサ)」

Ob:吉井瑞穂、PF:広瀬悦子


ドゥメルスマン&ベルテルミ    『ウィリアム・テル』の主題による華麗なる二重奏曲    

Fl:工藤重典、Ob:吉井瑞穂、Pf:広瀬悦子

 

 

 

 

  2017年 エッシェンバッハ&N響のブラームス

それまで、マーラー・チェンバー・オーケストラやルツェルン音楽祭管弦楽団では聞いていましたが、N響に首席として客演したブラームスの交響曲2,3番。福川さんのホルンと吉井さんのオーボエが素晴らしく、特に吉井さんはちょっと控えめですが邪魔せず、でも音色が綺麗に聞こえてきます。さすが、トップオーケストラの首席です。

 

  2021年4月 鈴木雅明とのモーツァルト

モーツァルトのオーボエ協奏曲が吉井さんのソロで聴けました。

初めのObの音が美しく、光と影、優しさと悲しさ全ての感情がこの音に刻まれているようです。素晴らしい曲ですが、吉井さんのすばらしさとN響の響きがほんとに良くあい、素敵な演奏でした。アンコールにトマーの「神ともにいまして」素朴な曲で、オーボエの良さが引き立ちます。

 

  CMG ~ 工藤さん、広瀬さんとの至極の時

ブルーローズでの演奏会。まるでサロンで聴いているようです。工藤さんはラ・フォルネ・ジュネや色々なところで、今回のプーランクや様々な曲を聴いてきましたが、吉井さんはしっかりとデュオやトリオを聴くのが初めてです。安定感といい、表情の付け方といい、ダイナミックスといい、凄い。工藤さんとのセッションもびったりで、さすが!の一言でした。