「誕生日の彼を待たせてもええん?」
「もう行くってば」
「ねぇみるきー」
「ん?」
「後悔ないようにね」
後悔なんてせぇへん
ピーンッ
エレベーターが開くと
中には何と...
「彩...」
2人は気まずい空気で
エレベーターを乗ることになった
「お、お元気ですか?」
「おう」
「どちらへ?」
「沖田のとこ
具合悪くって」
「ふ~ん」
「お前は?」
「私は…横山くんの
お誕生日祝い」
「そっか…」
エレベーターから出ると
綺麗な空が見えた
この感じ知ってる
そうやあの景色に…
「似てる」
「え…?」
「いや…何でもねぇ」
「…じゃ行くね?」
「おう」
美優紀が行って
携帯を出して写真を見ると
美優紀の写真がいっぱい出てきた
「美優紀…」