2年後


「彩がやっと帰ってくる!」


「そうやな」


「迎え行かへんの?」


「彩が寄りたい所あるから

カフェで待っててって」


「そうなんや」


そして少しすると

彩がカフェに入って来た


「ただいま!」


「おかえり彩!」


「美優紀」


「ん?」


「攻めて俺と結婚してください」


彩はバラの花束と指輪の箱を

美優紀に渡した


「お願いします!」


「かっこつけちゃって~」


「早速やけどあれは?」


「彩が書くだけやで」


彩は結婚届けに書き始めた


「お兄ちゃん、みるきー

2人と一緒に暮らす」


「やったー!

これからは妹と一緒に生活」


そして彩はカフェを開けた

みんなで話し合って

7人でカフェをやることにした

オープンから調子が良くて

テレビの取材がいっぱい来た


「ねぇ彩」


「ん?」


「新しい夢ができてん」


「夢?」


「新しい命を育てるって」


「新しい命?」


「うん」


「どういうこと?」


美優紀は彩にクスって笑って

彩の手をとって

自分のお腹の上に退かせた


「妊娠3ヶ月やで彩」


「ホンマに!?」


「うん」


「俺も一緒の夢見てええか?」


「ええよ」


「じゃ2人で夢叶えよな」


「うん!」


美優紀は可愛らしい女の子を生み

家族4人で幸せに暮らした