「言ったやろ?お前の両親との約束ってお前らの結婚のことなんや」
「結婚約束?」
「そうだ」
「彩くん、美優がね好きな人いるって言った時にどんな人なんかなって最初は思ってたけど今は郁人さんの息子で嬉しいよ」
「二人は本当に運命なんやで」
彩は美優紀を笑顔で見ると美優紀も彩に笑顔見せて、手を繋いだ。
「光一郎さん、突きを話してくれませんか?」
「おう。2年経ってお前のお父さんのアシスタントから電話が来て、お前の両親が死んだってことを教えてくれたんやで。そしてお前も車のアクシデントにあってお前のことは見つからなかったんや」
「俺の両親...」
彩の目には涙がたまっていた。
「彩、大丈夫?」
その時に彩の頭には昔のことが湧いてきて彩の頭が痛み彩は倒れた。
「彩!彩!ママどうしたの?」
「記憶が戻ってきて頭がパンパンになったみたい」
「彩!彩!」
美優紀が何度も彩の名前を呼ぶと彩が起きて美優紀を抱きしめた。
「彩大丈夫?」
「美優安心して、彩くんは大丈夫」
「美優紀、俺は大丈夫やで」
「彩」
「彩くん大丈夫?」
「大丈夫です、ありがとうございますおばさん』
「おばさん?私たちのことを思い出した?」
「はい、ちょっとだけ」
「彩...」
「美優紀、大丈夫やから泣かないで」
「彩、アクシデントとの日どうしたんか話してくれへんか?」
「その日...僕はお父さんのアシスタントは僕を学校から迎いに来て誰かが車のタイヤを打って車が爆発する前にアシスタントは俺を車から押し出して、車が爆発してそいつも死んだ」
「そうだったのか」
「おじさんなんで俺の両親の飛行機はどうしたんですか?」
「調べた結果お前のお父さんがクビにしたアシスタントが飛行機のパイロットでそいつがお前の乗っていた車と飛行機を壊したんや」
「そいつはどうしたんですか?!」
彩がイラついていたのを見て美優紀が彩の手をとってホッペにチューをした。
「大丈夫やで美優紀」
「ホントに?」
「うん」
「あいつは逮捕された」
「おじさん、もう一つ質問いいですか?」
「なんだ?」
「どうして俺がさやだってわかったんですか?」
「学校に医者が来たのを覚えてるか?」
「はい」
「お前のDNAをチェックするために俺が送ったんや。お前のDNAはお前のお父さんのDNAと一緒だったんや、お前は小山内さややねん」
「パパ」
「どうしたんだ美優?」
「私が彩のことを好きってどうしてわかったん?」
「実は美優とママの話してたのを盗み聞きしてて」
「あなた!」
「ご、ごめん」
「パパ私が言ったこと全部聞こえてたん?」
「ごめんな美優、許してくれへん」
「...」
「彩助けてくれ」
「美優紀、おじさんは美優紀を助けたかっただけやで。許してあげれば?」
彩がそう言うと美優紀はお父さんのところに行った。
「ありがとうパパ、私怒ってへんで。ただ話が聞かれてるのがちょっと恥ずかしくて」
「美優...ありがとう」
渡辺家が抱き合った後、光一郎が彩の方を向いて近ずいて行った時や
「俺はお前の両親が死んだ後にお前らの会社を買ったからその会社の社長をお前にする」
「ホントにいいんですか?」
「ええに決まってるやろ!それと聞くけど、お前は俺の娘をホントに愛してるのか?」
「言いましたけど、俺は美優紀のことを愛してます」
「いい答えだ彩、娘を頼んだぞ」
「よろしくね彩くん」
「人生をかけて美優紀を幸せにします」
「明日から俺たちの家に暮らせ」
「でも...」
「お前の両親のためにお前を守りたいんや。それと、愛しの彼女と近くいたいやろ?」
「はい//」
「じゃ決まりだ」
「二人とも裏庭行って来なさい」
『はい//』
二人は手を繋いで裏庭に行った。