「さや兄〜」
「由樹早せんと遅刻すんで!」
これは俺の従姉妹の東由樹。
由樹は引っ越して来て俺の学校に通うことになったから由樹の面倒を見てくれとおじさんとおばさんが言ったから今こうやって学校へ一緒に行ってる。
「お、彩と由樹おはよう」
「おはよう岸野」
「おはようございます」
「彩、由樹の事みるきーに伝えたん?」
「やっば!忘れとった。今日言うから由樹俺のクラスに昼休みの時に来い」
「分かった」
岸野と教室へ入ると美優紀を見つけて近ずいて見た。
「美優紀」
「何?」
「今日昼休みの時に話があるねん」
「...うん分かった」
美優紀は何か悲しそうな顔をしていた。
そして昼休み...
「美優紀話そう」
「...うん」
「あんな俺美優紀とあんまり俺へんねん...」
「分かってるよ...別れようって言いたいんやろ?」
「は?何言うてんねん?」
「だって最近彩他の女子といるの見てん...っ楽しそうにいるねんもん...」
「だからそいつは俺の...」
「さや兄〜」
「由樹遅いで」
「さ、さや兄?」
「だから美優紀こいつは俺の従姉妹の東由樹。最近転校生して来て由樹の親がこいつの面倒見て欲しいって言うたから最近美優紀と一緒に居れへんねん」
「じゃ、じゃ浮気ちゃうの?」
「は?!浮気する訳ないやろ!俺が好きなんは美優紀だけなんやから!」
「っ//彩ごめんね私彩が浮気したなんか思っちゃって。由樹ちゃんもごめんね」
「いいですよ、こっちも悪いですし。さや兄も何で美優紀さんに教えるの忘れんの?」
「ごめんごめん」
「じゃ美優紀さんさや兄の事よろしくお願いします。さや兄、私パパとママにもう自分で大丈夫って言っとくから美優紀さんと一緒にいてよ!」
「分かってるよ。ほら教室に戻れ」
「じゃね由樹ちゃん、ありがとう」
「いいえ、じゃ」
由樹は手を振りながら教室へ戻った。
「美優紀ごめんな」
「彩君は悪くないで」
「ううん」
「じゃ二人とも悪いことにしとこうか」
「うん...ハハ」
「フフ」
二人は笑いながら抱きしめあった。
青春だね〜