和歌山公園動物園で、生物多様性年イベントを開催、とのニュースがありました(わかやま新報 2010/9/10)。
■概要
・名称:「第3回市民ZOOフェスティバル」
・内容:和歌山公園動物園で、動物ガイドボランティアが、動物を観察しながら、生態系を守ることの
大切さを学ぶツアーを開催する他、遊びを通して環境問題等について学ぶネイチャーゲーム、
エコかるたを実施、また、発電自転車体験や太陽熱を使ったエコクッキング等のイベントも
実施する。
・期間:2010年9月20日
・価格:無料
・備考:NPOを中心に、行政や市民、学校や企業などが協働で行う
■雑感
近年、国際的には注目が高まる生物多様性問題に関するイベントですね(名古屋でCOP10開催予定)。動物園・水族館ではこのような取組も増えてくるのだと思います。
ここでは少し企業参加という視点から雑感を述べてみます。NPOを中心としたこのようなイベントは素晴らしいと思いますが、より訴求力を上げるには、企業参加が増えるといいように思います。企業が儲けのために環境を打ち出すのはどうかという考えもあると思いますが、結果として環境にプラスになるのなら、個人的にはアリだと思います(マイナスを隠すための「目くらまし」に使われれば問題ですが)。
一方で、いくつかのデータが示すように、多く企業にとって生物多様性問題は、短期的には面倒なコストの問題で着手しづらい側面があると思います。大まかに言うなら、ポイントは(A)政策の整備、と(B)ビジネスへの連動でしょうか。
温暖化問題のように(A)が整備されるまでは、(B:しかも短期的に効果あり)が比較的取組の動機になると思います。企業メリットと生態系保全メリットの重なる部分を起点とした取組ということだと思いますが、それが(1)「どこ」か、(2)「どの程度のメリット」か、(3)「全体への波及シナリオ」はどう描くのか、等業種、企業ごとに明らかにすべき課題は多そうですね。。
現在の景気を考えても、本格的に企業が取り組むには、もう数年時間が必要のように感じます。その時までには、(1)~(3)への答えが欲しいですね。今後、(1)~(3)について示唆となるようなデータ・事例があったら紹介していきたいと思います。
(以上、「雑感」は著者の主観に基づいています)
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