バイリンガルのお子さんをお持ちのお母さん、お父さん、なんだか、変な話ですけど、例えば、仕事で駐在していなければいけない国に、日本学校がなかった場合、どうしても、現地校への転校をしなければならない、自分たちの意思で、バイリンガルになった訳ではない子ども達もいるでしょう。
でも、「バイリンガルは、バカです。」という、面白い研究がアメリカで発表されたのを、ご存知ですか。知る訳ないですよね。日本は、2ヶ国語以上の言葉を話せる子ども達は、「すごい!!」という言葉で表される訳ですから。
アメリカの南部で、このテストは行われました。バイリンガルはバカか?結果はイエス。「そんな訳ないじゃん。」私の知っているバイリンガルの子は、すごく頭も良かった。と思われる方もいますよね。
どんな実験だったかというと、アメリカの南部ですから、ヒスパニック系の出稼ぎの2世を対象にして、行われました。対象は、スペイン語と英語です。
家庭はブルーカラーと呼ばれる労働者がほとんどです。被験者となる人たちは、2世で、親が家庭に帰ると仕事の話をするような家庭がほとんどです。
家ではスペイン語が話されていて、学校にいくと英語というような状態。そうなると、どうしてもスペイン語がリードしてしまうんですね。親が2人ともスペイン語ですので、そして、その子達に色々なテストを受けさせたんです。しかも、英語ベースの問題です。その結果、子ども達の学力が、低いということが出てしまいました。
同じテストをスペイン語で受けさせたら、また違う結果になったのかもしれないという人もいるぐらい、偏った見地からの発想でした。
さて、私の子達も面白い結果を出しています。実は、オーストラリアの国籍を持っているので、もちろんオーストラリアの義務教育もできます。オーストラリアの学校での数学は、「A」素晴らしい出来に対して、日本の数学は、「3」なんだこりゃって思ったんですが、すぐに、この子の第一言語、非常に理解していることばでテストをやらせたんじゃないんだな。ということがわかりました。たぶん、数学などもしっかりとセンテンスを読まないといけないことが多く、何を求められているかということをしっかり把握しないと、答えが合わないということが子ども達にはまだ、見えていないのだと思います。
このように、バイリンガルの研究はまだまだ、先が長いです。発達障害の子ども達の方が、理解されているかもしれません。
バイリンガルが勉強につまづくのはよくあることです。でも、諦めないで、コツコツやりましょう。バカじゃないんです。
私たち、ABCインターナショナルスクールでもたくさんのバイリンガルのお子さん達が一緒に勉強をしています。