no.198
MOON SAFARI(ムーン・サファリ)SWEDEN
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い申し上げます。
このブログシリーズ、
アルファベット順で今「P」の途中ですが
今回はそれを無視してつい先月、
2025年12月に来日公演を行ったばかりの
ムーン・サファリをご紹介します!
ムーン・サファリは2003年結成、2005年デビューの
現代のプログレッシブ・ロック・バンド。
2000年代以降のバンドのアイテムは
私のコレクションの中では非常に珍しいです。
このバンドを知るきっかけは、
TVで伊藤正則氏の番組で紹介されていたのを
妻が見て興味を持ち、アルバムを3枚買ってきたから。
それを聴かせてもらった私も大いに気に入り、
来日公演も行きました!
正直、現代にこんな素晴らしいプログレ・バンドが
いたとは驚きでした。
まあ、現代にアンテナを張り巡らせていなかった
私が知らないだけで、
探せばいっぱいいるんでしょうけど。
ムーン・サファリの特徴は、
とにかく美しい楽曲とメロディ、そして
最大5声による重厚でキャッチーなコーラス。
そうだなぁ~例えて言うならば、
スティクスやジャーニー等の
アメリカン・プログレ・ハード、さらには
ウェストコースト・ロックに通じるような
明るさ、爽やかさがある。
この辺が、度々彼らを紹介する文章に
"青春プログレ"という言葉が使われるゆえんかも。
しかしそこはスウェーデン出身、
とことん明るくなり切らずヨーロッパ的な響きがある。
そして彼らの強力な武器のひとつであるコーラス。
重厚でありながらキャッチー。
当然、祖国スウェーデンの偉大なスター、
ABBAの存在は頭にある事でしょう。
さらにはザ・ビートルズの影も見え隠れする。
その一方で、アレンジとしては異様に変拍子が多い。
さらにインスト部分では、
いかにもプログレファンが喜びそうな展開を
これでもかとたたみかけてくる。
こういった場面では、イエス、ジェネシスあたりの
影響が強いように思うが、
そもそも曲が明るく美しいのであまり
そういう事を気にせず楽しめるバンドだと思います。
結成時のメンバーは
・Petter Sandström(ペッター・サンドストロム)vo,g
・Anthon Johansson(アンソン・ヨハンソン)g,vo
・Simon Åkesson(サイモン・オーケソン)vo,key
・Johan Westerlund(ヨハン・ウェスタールンド)b,vo
・Tobias Lundgren(トビアス・ラングレン)ds,vo
の5人。
途中、2008~2023年には
・Sebastian Åkesson(セバスチャン・オーケソン)key,g,vo
が加わり6人編成だったが現在は5人に戻った。
2005年にはg,voが
・Pontus Åkesson(ポンタス・オーケソン)に、
2015年にはds,voが
・Mikael Israelsson(ミカエル・イスラエルソン)
に交代、今に至る。
ちなみにサイモン、ポンタス、セバスチャンは兄弟。
ここまで5枚のアルバムを発表。
①A Doorway To Summer(2005)
②Blomljud(2008)
③Lover's End(2010)
④Himlabacken Vol. 1(2013)
⑤Himlabacken Vol. 2(2023)
妻が②③⑤を買ってきて、これでライブの予習。
ライブ後、私が④を発見して即買い。
①を手に入れれば全て揃うが、
少々入手困難気味。まあ気長に探します。
ライブも素晴らしかったです。
メンバー全員、演奏も歌も上手すぎる!
しかしテクニックを前面に押し出すタイプの
バンドではないので、複雑で長い曲を正確に再現するために
その腕をふるっている感じ。
ヴォーカルは、メイン・ヴォーカリストである
ペッターが最も多く歌うが、サイモンもかなり歌う。
さらにヨハン、ポンタスも
1曲ずつリード・ヴォーカルを取った。
ミカエルもリードこそ無いものの、
コーラスは歌っていた。
彼らのコーラスの上手さは本物で、
アンコールの最後は
5声のアカペラをバッチリ決めていた。
先日の来日公演の模様

終演後、挨拶するメンバーたち。
4人しか写ってないけど…
では、買ったばかりのアルバム紹介です!
・Himlabacken Vol. 1(2013/4th/国内CD)

好き度★★★★★
ヒムラバッケンとはスウェーデン語で"天国の丘"の意。
まだ1stが聴けていないが、
あとの4枚はどれも素晴らしい!
2枚組というボリュームを活かして、
最もプログレっぽい2nd『Blomljud』、
ポップ色もプログレ色も濃く、
派手なイメージの強い3rd『Lover's End』、
と来た後の4作目。
前作が派手、しかもバンドが一つの頂点を極めたような
印象がある作品だけに、
続けて聴くと本作の方がわずかに地味に
聴こえないこともないが、
それでも十分な力作。
壮大なオープニングの①「kids」、
これぞムーン・サファリといった趣の
②「Too Young To Say Goodbye」、
目まぐるしく展開していくプログレ大作の
③「Mega Moon」(ライブでも披露!)、
ビートルズを想起させる④「Barfly」とたたみかける。
9分を超える大作のラスト⑧「Suger Band」まで、
どれもムーン・サファリ印ながら、
違ったタイプの曲が堪能できる。
本作から10年後の2023年にリリースされた
『Himlabacken Vol. 2』が最新作。
次回作、そして再来日公演が待ち遠しいバンドです!
ではでは、
お付き合いいただきありがとうございました!
ABC友の会公式HP
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ロック・バンド「ABC友の会」
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メンバーのトシミツ(Vo・Gt),尾崎裕輔(Gt),日比野克哉(Dr)による公式ブログ