6回目の投稿です。孤高の大爆笑人間です。目痛いです。


新学期が始まって数週間です。学生の皆さんは友達ができたでしょうか。高校時代の友達は一緒の友達と言われています。大切にしてください。

時は一年遡ります。僕は高校一年生だった。クラスはどうなるのか。担任は優しい人なのか。童貞を捨てられるのか。期待と不安を胸に、なんてありきたりな表現がよく合う気持ちで家を出た。高校には同じ中学の友人が2人いた。3人ともクラス一緒だったらいいねぇーなんて会話をして、軽く言ってはいたものの3人の中で一人きりにだけはなりたくないと本気で願った。昇降口に新クラスの書かれた貼り紙。「おい、嘘だろ?」俺は思わず声を出していた。僕は1人だけ別のクラスになった。さらに高鳴った胸音を廊下に響かせながら教室についた。それからは、僕は、いつも1人だった。














あいつが話しかけてくれるまで。

















五月半ば、文化祭の準備をすることになる。学級委員を中心にみんなは話し合ったり、何かを作ったりしていた。もちろん僕は1人で、書き取りをしていた。そこで話しかけられる。
「お前、最低だな。」
僕は聞こえていないフリをした。涙が出そうになった。確かに、この野球部のやつが言わんとすることが分かるが、今の僕にはどうしようもないんだ。そういった惨めな気持ちと同時に、なぜこいつはそんな悲惨な言葉が吐けるんだという憎悪の感情に見舞われた。

『はーい、じゃあ分担を決めまーす』学級委員が言う。幾つかの役割分担があり、そのどこかに入らなくてはならない。1番人数の少ないところにしようと思った。が、そこにはあの野球部のやつが入っていた。仕方なしに次に人数の少ない別のところに入った。周りが何かをやっている。それをみている僕。それにも飽きて、窓から外の景色を眺める。その時僕は窓側の1番前の席に座っていた。
『あっつ〜』
誰かが窓を全開にして、窓側にもたれかかった。
『外の景色みようぜ』と彼は言う。
もうずっと見てたけどな、と思いつつ今ここで行かなかったら後悔する気がして、そいつのそばに寄った。それから僕は、1人じゃなくなったとさ、おしまい。


いや、なんか良い感じの表現しとなぁ!!俺!
まぁ、こんな良い感じの表現をしたくなるほど嬉しい、素晴らしい出来事だったんです。(恥ずかしいので、こういった良い感じの表現を普段僕はしません)

あと、しっかり読んでくれたら分かるんですが、「あいつ」って2人いるんですよ。暑がりのあいつは勿論なんだけど、野球部のあいつ(やつ)もそう。野球部のあいつに話しかけられてなかったら、僕は暑がりのあいつと接触しなかっただろうから。


これはチャンスだ!とおもったらイッタ方がいいです。勇気を出してね。

長くなりましたが、まだ書きたいことがあるんでもう一つ今日は書きます。一旦あざした。