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読んだ本、見た映画など感想をつらつらと記していきます。

最近ラストアイドルを録画してまでも見るようになって、今頃になってラストアイドルを見ていろいろ思うことを書いていきたいと思います。


まず、ラストアイドルとは12月にメジャーデビューするアイドルグループ名で、メンバーは7人の暫定メンバーです。そのメンバーの席をかけて毎週挑戦者が暫定メンバーを指名してパフォーマンス勝負する番組でもあって、メンバーが勝敗によって入れ替わります。一回の勝負で夢への切符をつかむ人もいれば、逃す人もいる、シビアで残酷な番組です。


正直、秋元康プロデュースアイドルはもういいだろって思ってあんまり番組にもグループにもそれほど注目してませんでした。

ただ、初回だけは見てみようかなと思っていました。

確かお盆で帰省していた時、初回放送だった気がします。最初の挑戦者はりんご娘。の王林さんで、私が青森出身で普通にファンだったので、まんまと釘付けにされました。

りんご娘。は去年にローカルアイドルの日本一を決めるアイドル祭りで優勝した青森のアイドルグループで王林さんはその中でも中心人物です。ちなみに個人的にはジョナゴールド(通称:J)のファンですが…。それは置いといて、りんご娘。は個々人のスキルは高く全員が歌って踊れるかなり完成度の高いグループで、

そのメンバーが挑戦者ということで、ラストアイドルとしては、今後の方向性を決める大事な一戦になるんだろうなと思って見ていました。

確か歌ったのがアナ雪の生まれて初めてで圧倒的な歌唱力で歌いきりました。暫定メンバーは立ち位置3番(センターの隣)の14才のメンバーで歌ったのが禁じられた2人。選曲でまず意表をつかれ、歌は全然荒削りだけど目が離せない感じでした。対照的なパフォーマンスのスタイルウォーズだったので、見ていて今後ラストアイドルはどういう人を選んでいくんだろうなという1つの物差しになる勝負だなとも思いました。正直こういうグループのコンセプトを左右しかねない勝負をするなら、センターの人に挑戦しろよともおもいましたが…。結果は暫定メンバーの勝利で王林さんの負けでしたが、このテレビの前での審査員気分を味わってしまった私はそれ以降、ラストアイドルという番組にまんまとハマり、見れるときは見るようにしていました。


話は急に飛びますが、メンバーがいろいろ入れ替わり今週12月9日の放送でデビューまであと挑戦者は2人という状況です。

この時期になってくると初期メンバーが何人残っているのか、最後まで席を守り続けられるかという点に注目が集まり、今週挑戦を受けたのが初期メンバーの安田愛里さんでした。挑戦者は元アキシブprojectの石川夏海さん。

パフォーマンス前に軽い自己アピールがあるんですが、ここでの言葉も審査対象になっている気もします。

まず、石川さんは『アイドル=ライブだと思っている。ライブにかける思いは負けない。』とパフォーマンス勝負しますとわかりやすい評価軸を作ってくれました。

そして安田さんは『挑戦者さんに選んで頂いたことは光栄です。今日は挑戦される気がしてた。全力で頑張ります。』と割と普通のコメントだったんですが、しきりに挑戦者さんと相手のことを呼び自分とは一線を引いているような印象がありました。


そしてパフォーマンス。

石川さんは発生練習と準備運動をします。

さっきのコメントといい、フリとしては完璧です。

そして、いざ歌い出すと、あれっ?と思うような中途半端な力を抜きまくったダンス、リズムが微妙にズレている歌、必ずしも上手いとは言えないパフォーマンスでした。

フリ落ちとしてはいい精度でした。

ただ、今のラストアイドルのメンバーや初回の勝負でもあったように歌が上手い人が勝つものでもないのがこの番組の怖さ。

安田さんは学園天国を選び違う人格を憑依させたかのような完成度の高い圧巻のパフォーマンスをします。


そして最後の一言。

石川さんは『アイドルでも熱いライブができることを伝えたい。』

安田さんは『見ている人に元気を与えたい。この場所を渡したくない。』


結果は安田さんの勝利


挑戦者さんと呼び相手と一線を引き、圧巻のパフォーマンス、そしてこの場所を渡したくない、言葉通り挑戦者とはワンランク上の立場からワンランク上のパフォーマンスをして見事なまでに勝利を勝ち取った勝負だった気がします。

逆に石川さんは、アイドル=ライブという言葉の割に歌もダンスも決して上手くない、がむしゃらさも伝わってこない、となると全てがフェイクに見えてしまった。あなたのいう熱いライブってなんなんですか?ってなると言葉の力が弱くなってしまった。

この言葉の差が感情移入の差になったことが今回の1番の敗因だと思います。


アイドルは言葉を持っている人が強い気がします。言葉を持っている人は話題も作るし注目もされる。グループの物語の軸になるのでつくづくアイドルの言葉は重要だなと思う一方で、秋元康はすごいなと。総選挙で毎年その言葉が生まれる環境を作っている。結局秋元康にまんまとハメられてる気がします。



蛇足ですが、今年の総選挙で1番言葉を持っているなと思ったのがNGTの荻野由佳さんでした。突然、どこかの誰かが仕掛けたんだと思いますが速報1位になって最終的には5位だったんですが、注目度はかなり高かったと思います。そこで言ったのが『私をアイドルにしてくれてありがとうございます。』

アイドルって自分でなるものだとおもっていましたが、ファンに注目を集めてもらってアイドルにしてもらうっていう形もあるんだなと思った瞬間であり、この一言で荻野さんはアイドルになったなと思った言葉でした。以上。