<米原油先物> 主要産油国による協調減産期待の広がりを受けて3日続伸し、清算値ベースで約3週間ぶりに1バレル=33ドル台に乗せた。米国産標準油種WTIの中心限月3月物の清算値は前日比0.92ドル(2.8%)高の33.22ドル。4月物は0.95ドル高の3 4.71ドルだった。 

主要産油国による協調減産への期待が高まる中、ロシアのノバク・エネルギー相がこの 日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国が2月に閣僚級会合を開催する見通し だと述べたとの報が伝わった。OPECの盟主サウジアラビアは既に、生産量を最大5%ずつ削減する提案を行っているという