江守哲・エモリキャピタルマネジメント代表取締役 WTI原油の価格が12日に一時1バレル30ドルを割り込んだことで、いったんは30ドル半ばを目指して上昇しそうだ。しかし、まだ今回の下落相場は終わらないとみている。原油の上場投資信託(ETF)などを抱える投資家の売りが十分に出ていないからだ。
原油相場が上昇すれば、投資家の中にはようやく値が上向いた安心感から「やれやれの売り」を出す例も出てくる。その際にもう一度、30ドル割れまで下落する局面が出てくるかもしれない。チャート上で2回底値を付ける「ダブルボトム」が表れることで、下落局面は終わるだろう。その後は原油相場は上昇に向かうとみている。
原油相場が上昇すれば、投資家の中にはようやく値が上向いた安心感から「やれやれの売り」を出す例も出てくる。その際にもう一度、30ドル割れまで下落する局面が出てくるかもしれない。チャート上で2回底値を付ける「ダブルボトム」が表れることで、下落局面は終わるだろう。その後は原油相場は上昇に向かうとみている。