<東証>トヨタが反落 輸出関連株に売り「次第に下げ渋る」の声も

2014/01/14 09:28  日経速報ニュース    388文字  
(9時25分、コード7203)反落。一時前週末比140円(2.2%)安い6150円まで売られた。外国為替市場で円相場が1ドル=103円台まで上昇しており、輸出関連の大型株であるトヨタに売り圧力が強くなっている。もっとも、市場では「12月の米雇用統計の結果が思わしくなかったものの、米金融緩和策は規模の縮小が進むとの見方が多い。円相場は再び円安基調に戻る可能性が高いため、トヨタ株は次第に下げ渋るとみている」(証券ジャパンの大谷正之調査情報部長)との声があった。
 11日付の朝刊各紙で「トヨタの今年の生産計画が1000万台超」と伝わった。きょうは日経平均株価が一時400円超下落するなど相場全体が軟調なこともあり材料視する投資家は少なかった。自動車関連株ではホンダ(7267)や日産自(7201)、マツダ(7261)がそれぞれ反落している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕