シカゴ投機筋 円の売越幅4週ぶり縮小 ユーロの買越幅は拡大 |
2013/09/21 07:00 日経速報ニュース 677文字 |
【NQNニューヨーク=川内資子】米商品先物取引委員会(CFTC)が20日発表した17日時点の建玉報告によると、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の通貨先物市場で、投機筋(非商業部門)の円の対ドルでの売越幅は前週比6272枚少ない8万8794枚だった。売越幅の縮小は4週ぶり。投機筋は売り持ち以上に買い持ちを増やした。
この期間の円の対ドル相場は上昇した。サマーズ元財務長官が米連邦準備理事会(FRB)次期議長の指名を辞退した。米国で量的金融緩和政策が長期化するとの見方から円買い・ドル売りが優勢となった。 ユーロの買越幅は前週比1万9211枚多い3万1907枚だった。買越幅の拡大は3週ぶりだった。投機筋は買い持ちを増やす一方、売り持ちを減らした。以下に最近の動向(単位・枚、△は買い越し、▲は売り越し)を一覧。 <日付> <円> <ユーロ> 2013年7月2日 ▲7万 736 ▲1万6090 9日 ▲8万 305 ▲4万 900 16日 ▲8万5762 ▲3万7165 23日 ▲8万7496 ▲2万7900 30日 ▲8万2135 ▲ 8504 8月6日 ▲8万 213 △ 6061 13日 ▲7万4462 △1万6057 20日 ▲7万1721 △3万6746 27日 ▲7万8353 △4万 81 9月3日 ▲7万9761 △2万2738 10日 ▲9万5066 △1万2696 17日 ▲8万8794 △3万1907 |