日経平均大引け、続落 一時1万3000円割れも、後場に下げ渋る |
2013/06/12 15:05 日経速報ニュース 349文字 |
12日の東京株式市場で日経平均株価は続落したものの、後場に入ると一時上げに転じるなど下げ幅を縮小した。終値は前日比28円30銭(0.2%)安の1万3289円32銭だった。前日の米株安や1ドル=95円台まで進んだ円高を嫌気して朝方に心理的な節目の1万3000円を割る場面があったが、その後は押し目買いや値ごろ感に着目した買いが入り底堅く推移した。
後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買いが需給を下支えしたとの指摘があったがほか、相場の底堅さを受けて国内外の年金などの機関投資家が買いを入れたという。円相場が96円台後半まで上げ幅を縮小したのも相場の下支えになった。東証1部の売買代金は概算で2兆2768億円(速報ベース)と5月2日以来の低水準だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 |