ほんま当らないおっさん。先物担がれ売りホールド。ナイターのNY暴落に期待するどうなる株 米量的緩和縮小観測残り上値重い・藤戸氏 |
2013/06/10 08:27 日経速報ニュース 442文字 |
藤戸則弘・三菱UFJモルガン・スタンレー証券投資情報部長 7日発表の5月の米雇用統計を受け、ダウ工業株30種平均は大幅に続伸した。一時1ドル=94円台まで上昇した円相場も足元では98円台まで下落している。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の日経平均先物6月物の清算値は1万3220円となっており、きょうの日経平均株価は1万3300円程度まで上昇する場面がありそうだ。
もっとも、米長期金利は2.177%まで上昇した。米雇用統計の結果を受け、債券市場では米国の量的金融緩和の縮小への意識が続いている。日本国債の長期金利もつられて上昇する可能性がある。資金調達時のコスト増などの懸念から、日本株の上値を抑えそうだ。 9日に中国が発表した主要経済統計が総じて低調な結果となったことも日本株にとって重荷となる。5月の中国の工業生産高の伸び率は鈍化し、貿易統計では輸出額が急減速するなど、中国経済が難しい局面に入っていることが市場で意識されるだろう。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 |