東電の場合、大株主が見せかけは四季報通り保有している。東電との取引やら、三井住友はアジア通貨危機のとき、融資を受けている。勿論、義理人情が通じる相手ではなく、手先のヘッジファンドを使った貸し株売りはしているが、半期末は四季報通り買い戻し保有している。オリンパスの場合、大株主にそうした政治力も義理もない。かなり以前から情報誌に掲載され、ゴールドマンは格上げして株価を吊り上げてから貸し株入れー評価不能にした。こうしたハイエナに加え、のろまなパッシブ系運用者たとえば年金運用者が現物を売り出した。ゆえにディートレードしかできない。東京電力は現物で五年先を見据えて保有している。