上海暴落中。リアルタイム投稿とおり、昨日朝に利食い済み。大引けで買うか思案中。
逆指標へぼブロガーがGDPであがると買いあおっていた。
コマツ、海運の粘りもその期待だろう。
上海市場にはすでに悪い数値がインサイダーで流れていたのかもしれない。
 
以下ソース日経
 
 

中国、実質9.1%成長 3四半期連続で鈍化 7~9月

 【北京】中国国家統計局は18日、7~9月期の国内総生産(GDP)が物価変動の影響を除いた実質で前年同期比9.1%増えたと発表した。成長率は1~3月期の9.7%、4~6月期の9.5%を下回り、3四半期連続で鈍化。依然として高水準を保っているが、2桁成長が続いた2000年代半ばと比べ、金融引き締めの影響などで徐々に勢いを失っている。中国景気は米欧経済の不振や物価高など内外需の両面で不安要因が多く、当面は緩やかな減速傾向が続くとの見方が多い。
 7~9月期の成長率は日本経済新聞社と日経QUICKニュース社が共同で調べた市場予想の平均値(9.2%)に届かなかった。国家統計局が今年1~3月期から公表を始めた前期比の成長率は7~9月期に2.3%となり、4~6月期の2.2%とほぼ横ばいだった。
 中国経済の成長鈍化が続いている背景には、インフレを抑えるための金融引き締めに加え、輸出と消費の衰えがある。
 昨年は3割を超す伸びを示した輸出は1~9月期に22.7%増にとどまった。最大の輸出先である欧州連合(EU)が債務危機に見舞われ、中国の輸出に影を落とす。米経済の停滞感も強まっており、ただでさえ金融引き締めで資金繰りが厳しい中小企業の経営を直撃している。
 1~9月の社会消費品小売総額(小売売上高)は17.0%増。伸び率は2010年通年の18.4%に比べ鈍っている。政府が新車の販売補助策を縮小した影響で自動車の購入ブームに陰りが出ているうえ、住宅販売の低迷で家電製品の売り上げも振るわない。物価高で庶民は節約志向を強めており、輸出の落ち込みを消費が穴埋めするのは期待しにくい状況だ。
 投資は高水準を維持している。農村部を除く固定資産投資(設備投資や建設投資の合計)は1~9月期に24.9%増に達した。中国政府は今年、低所得者向けの住宅を1千万戸建設する計画を掲げるなど、大規模な公共投資を続けている。
 足元の成長減速について、中国政府は「短期的なもので正常な範囲内」(国務院発展研究センターの盧中原副主任)と軟着陸に自信を示す。9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.1%上昇となお高く、物価抑制に軸足を置いた金融政策を続ける構えだ。
 ただ欧州危機が一段と深刻になるなか、金融引き締めが景気の勢いを必要以上にそいでしまうとの懸念も強まっている。市場では、中国人民銀行(中央銀行)が市中銀行から強制的に預かる資金の比率を示す預金準備率の引き下げなど、引き締め政策の修正を探るとの観測も浮上している。