東電の理論株価1000円を出したネット証券のアナリストが前代未聞の「訂正」を出してきた。
大手証券の電力アナリストがだれも見向きもせず、政局不安が加速しているため、
狼狽しているようだ。
 
レポートはすべて読んだ、ヤフー掲示板にまとめていた投稿者がいたため、引用する。
 
以下掲示板から引用(事実関係は確認済みである)
 
こんなことを言うと、「ずるい!」というクレームがたくさん来るのを覚悟の上で敢えて言う。筆者は東電の理論株価は1,000円と言ったが、東電の株価が1,000円になるとは言っていない。1,000円が妥当・適正だとも言っていない。

先日書いた6月14日付レポート「東京電力の理論株価は1,000円」に対して多くの反響が寄せられているが、誤解・曲解も散見される。ーーー。

まず初めに結論を述べる。

○東京電力株は、長期にわたって株主への利益還元が見込めず、長期保有を前提とした資産運用の対象にはならない。
○同社の置かれている状況は極めて特殊であり、一般の事業会社と同列に業績を分析したり株式価値を論じたりすることは困難。政治に委ねるところが大きく、資本市場の理論から乖離した決着となる可能性もある。不確実性をリスクと定義すれば、一般の株式に比べ格段にリスクが高く、その点においても投資対象から除外するべきだと考える。
○一方、流動性が高く、ボラティリティ(価格変動)が大きいことは恰好のトレーディング対象となりえる。決まっていないことが多過ぎる=不確実性が高いということは、反対に、展開次第で状況が一変するということであり、その時の市場の反応は劇的なものとなろう。うまく相場の波に乗れた場合には相当程度のリターンが期待できる。
 
<東京電力からの乗り換え候補>
1.NTTやNTTドコモなど他の公益株
2.みずほFGなどの大手銀行株
3.エーザイや武田薬品などの製薬株
4.キヤノン、三井物産など国際優良株