純情きらりスイッチの更新情報によると、
 
本日は、(1943)アッツ島守備隊全滅、だそうだ。
2600人が玉砕した。

アリューシャン列島の島だ。
このような島にどのような戦略的価値があったのか。
他のブログ研究者の報告によると、
これは米ソを遮断し、米がシベリアに航空基地を作ることを防ぐ目的、アリューシャンから直接日本本土を空爆することを防ぐ目的、北太平洋、中部太平洋の哨戒を容易にする目的」だそうだ。
 
そして日本軍の4倍の米軍司令官は激しい反撃に手をこまねき、
増派要請を送り、更迭された

アッツとならび、さらに米本土に近いキスカという島がある。
キスカの司令官は兵を犬死させたくないと
霧にまぎれた、敵の眼を欺いた撤退に成功する。
 
霧の撤退は視界0
要するに、制空制海権がない海洋では、
たとえ出港できても、
爆撃機による壊滅が確実な中、
飛行困難なB-29からも自然と防護できた。
近隣の島にはB-29爆撃機が配備されていた。

米軍はアッツ同様、
日本軍は玉砕してくると思い込み、
島の形が変わるほど
艦砲射撃を打ち込み、
上陸したときは犬しかいなかった。

キスカの霧の撤退
映画で見た

比レイテ島の決戦だって同じ手法。
この前、朝日新聞が島の古老に聞き取りしていた。
フィリピン政府は米軍を解放軍だと言っているが、
上陸前に島を激しい艦砲射撃で、
日本軍に殺害されたよりも
はるかに多い島民が
米軍の射撃で死んだと。

戦っている方は仕方がないとしても
巻き添えで民間人を殺傷するのは
いつも米軍なのだよ
 
沖縄、広島、長崎、東京大空襲も
最近ではイラク戦争、アフガン空爆も同じだ。
決して謝罪しない
一方で、大本営はキスカ、ソロモン、ガタルカナル以降は
撤退を許さない玉砕戦法に変わる。
かろうじて撤退できたのは、無条件降伏の復員だけだ。
 
在沖米軍基地ノーを言い切った鳩山を
国民は、琉球は、公明、共産、社民は、なぜ支えなかっただろう
 
いつまでも占領軍、外国軍が国内に占拠するのは荒唐無稽だ。
自主防衛、集団的安全保障を真剣に考えるべきであろう。 
小沢・鳩山には正面突破、王道を歩んで欲しかった。
日中、日ソの国交正常化を成し遂げた、
2人の師、祖父がそうであったようにね