こんにちは。

不妊治療6か月目、人工授精5回目で妊娠し、8週で初期流産を経験した私です。

 

現在は子宮筋腫の手術に向けて準備中ですが、ここでは以前受けた「ポリープの除去手術」について記録を残しておこうと思います。

 

 

 

私が子宮の中のポリープ除去手術を受けたのは、2018年2月末。

4回目の人工授精をリセットして、お休みしている周期に行いました。

 

 

 

この直後、5回目の人工授精で1度妊娠できるのですが、この時は知る由もなく。

 

人工授精始めたらすぐ妊娠できるものだと思ってたのに、もう4回もリセット・・・

このままステップアップして体外受精でも妊娠出来なかったらどうしよう・・・



私をママに選んでくれる赤ちゃんがいないって事なのかも・・・

旦那のお給料を湯水にように使ってしまっている罪悪感・・・

 

 




暗くて長いトンネルの中にいるような、ゴールの見えないチャレンジを続けていることに負けてしまいそうな。

そんな闘いの真っ只中でした。

 

 

 

 

超音波検査のときに、「あれ?ポリープが出来てるね!」って軽い感じで言われ、小心の私はドキドキ。



「これが不妊の原因になってる可能性があるから、次の周期で手術しましょう。」って言われた直後、不安から先生に質問攻撃(笑)

 

 




ポリープを取る手術自体は15分以内で終わるような簡単な手術らしく。

点滴から麻酔を入れ、眠っている間に終わる。


膣から器具を入れて切り取るだけだから、術後も痛みを殆ど感じないし、妊活も次の周期から再スタート出来るとのこと。

 

 

 

 

自然妊娠出来なかった日々を2年過ごし、不妊クリニックで膨大な量の検査ばかりして、

やっと人工授精をスタート出来た!!って感じだった私は、人工授精中もとにかく前のめり感がハンパない(笑)




 

「手術」とか「検査」ってワードが出てくると、「1周期休まないとダメなんですか?!」ってとにかく敏感に反応してしまいます。

 

 

 

 

でも先生が「不妊の原因を持ったまま妊活を続けてても、結局時間の無駄に終わってしまったら勿体ない」と説明してくれたので、納得して手術を予約。





とにかく不妊の原因になっていそうなものは、さっさと取ってしまおう!って気持ちに変化できました。

 

 

 

 

全身麻酔なので、手術の前日は21時以降、飲食禁止。

当日は朝8時半にクリニックで受付を済まし、術前に休めるベッドに案内され、下着を外し、手術用のガウンに着替えます。

(術後用の新しい下着・生理用ナプキンを持参)



 

貴金属類も外し、手荷物を金庫に預け、シャワーキャップのようなものを被って、トイレも済ませたら、ナースコールで看護師を呼びます。

 

 


 

ベッドごとにカーテンで仕切られていて、ベッド・ゴミ箱・金庫・荷物入れ・スツールがある空間で、ベッドに横になり、点滴の注射針を腕に挿入。




いつも左腕はバシバシ叩かれながら血管を探されるので、利き手だけど右腕に刺してもらう。

チクっとする痛みは感じるものの、テーピングされて寝ている間に痛みも感じなくなります。

 



 

「点滴入れすぎるとトイレ行きたくなくっちゃうから、ゆっくり落としますね~」

「トイレ行きたくなったら、点滴を運びながら行けるからナースコールして下さいね~」


って優しそうな看護師さんに案内してもらったけど、案内されるまでの20分くらい?トイレは行かずにベッドの中で携帯を触って過ごしました。

 

 

 

その後、順番が回ってきて、点滴をぶら下げながら看護師さんのあとに続いて手術室へ。

ドラマで見るような、スチール製の手術台に寝かされる訳ではなく。

 



 

いつも、超音波検査の時に座るような、足を開いて座るリクライニングシートの様なピンクの椅子に座りました。

ここで、手術を担当する先生と、看護師さん2人と初対面。

 


 

名前、生年月日を確認され、手術の準備開始。

とりあえず、手術室が冷蔵庫の中の様な寒さで、毛布が欲しい!!って思うほどでした。

でも先生達は薄着だったし・・・もしかすると、飲食しないまま、薄手の手術着1枚だったからかな?

 

 

 

看護師さんに「足を固定しますね~」ってテープで固定された時、ちょっと嫌な予感が。

 

 

 

実は、この半年前程に初めてMRI検査をしたときに、まさかの「閉所恐怖症」の症状が出て、

全身汗だくになって震え、MRIの中でパニックになってすぐ出してもらい、MRI検査を中止にしそうな勢いだったのですが・・・。

 




 

今回も縛られた瞬間、そのパニック前の様な、嫌な感じの悪寒が。

もしあのまま、麻酔が効くまで5分以上かかってたら症状が出てしまったかも・・・。

「すみません、麻酔してから足縛ってもらえませんか」ってあと数秒で言い出しそうだったところ。

 




 

すぐに看護師さんが、「麻酔を入れますね~」って点滴に麻酔を注入してくれたおかげで、数秒で意識が飛び、

次に目覚めた時には、元のベッドに横たわって、布団をかけてもらってました。

 

 




MRI検査の時に初めて「閉所恐怖症」の症状が出て、MRI検査を中止しそうになったのですが、

今回の手術室は別に閉所じゃなかったのに・・・

もしかすると、MRI検査の時にも手足をテープで縛られるので、その記憶が蘇ってしまったのかも。

 

 

 

 

時計を確認すると、10時くらい。

8時半に受付して、9時ごろに手術室に入って、手術後はベッドでしばらく寝てた様子。

 



 

 

母が退院予定時間に合わせて車で神戸まで迎えに来てくれる予定だったので、LINEで連絡していると、

お腹から「ぐぉぉぉぉぉおおおおおお」と大音量が聞こえてきた(笑)

昨日の21時から飲まず食わずだった事を思い出し、お腹が急激にすいてきた。

 

 

すると、ベッドの頭にある棚に、見慣れない白いビニール袋が。

中を覗いてみると、パックのお茶と、ビスコが1つ入ってました。

 

 

やったー!!!

飲み物と食べ物だーーーー!!!

 

 

ってことで、すぐさまベッドの上でゴチになり。

ああ・・・ビスコってこんなに美味しかったけ・・・としみじみ(笑)

 

 

 

あっという間に食べ終わって、もう一度ベッドに横になろうとしていると、看護師さんが様子を見に来てくれました。

 

 

 

「体調いかがですか?」

「あ、元気みたいです。」

「よかった!手術は無事に終わりましたからね。麻酔が抜けるまで、もう少しベッドでお休み下さいね。あそこにお茶とお菓子・・・」

 

看護師さんが食料ある旨言おうとして、すでに食べられてることに気づいて笑ってました(笑)

食い意地張っててすみません(笑)

 

 

「何かあったらナースコールで呼んで下さいね」

って去っていきそうな看護師さんに、「あの!!」と声をかけ・・・

 

 

「持ってきてた新しい下着、どこにありますか?」って聞いたら

「もう履いていらっしゃいますよ」と笑顔で返された。

 

 

 

手術室にノーパンで入ったまま意識飛んでたので、まだノーパンだと思い込んでた(笑)

 

 

 

 

こんな感じで術後から元気でしたが、麻酔抜けるまでそのまま45分くらいベッドで横になり、ようやくお着換えしてお会計。

会計待ちの時間もあったので、クリニック出れたのはちょうどお昼前くらい。

 

 

 

 

母の車に乗り込んで、そのまま急かす様に神戸ランチに向かいました。

 

術後は、食欲も旺盛、腹痛もなく、炎症を抑えるための抗生物質を毎食毎に1錠ずつ、たしか3日間ほど飲みました。

 

 

 

 

これから手術を受ける方、不安を感じてる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこんな感じだったので安心してください^^