▼デッキ解説


 風闇のグッドスタッフデッキ。


 単騎でも優秀なクリーチャー群と、使い易い闇の除去、そして手札破壊。

 闇単に近い構成だが、風が加わることで《風神の下僕》によるアドバンテージ稼ぎ、《咆哮するパラサウロロフス》による牽制が可能になった。


 各MP帯にパワーカードが詰め込まれ、順番に場に出していくだけでブロッカー+回避能力アタッカーの布陣を敷くことが可能。

 特に、《手札抹殺》で相手の除去を封じた上での《亡霊化》攻撃が強い。これが《口裂け女》《咆哮するパラサウロロフス》にかかっている状態であれば、そのままゲームが決まることもある。




▼サンプルレシピ

七誌@ABCD


Card Num : 40枚


Crystal - 15枚(9枚)
2 《風のクリスタル》
7 《闇のクリスタル》
4 《闇風鉱》
2 《黒緑損害水晶》


Summon - 15枚
3 《風神の下僕》
2 《幽霊鮫》
3 《口裂け女》
2 《ジャージーデビル》
4 《咆哮するパラサウロロフス》


Sorcery - 5枚
3 《手札抹殺》
1 《友引》

2 《亡霊化》


BattleSpell - 5枚
3 《突然死》
2 《紫鏡》




▼カードピックアップ&チューンナップ


・《咆哮するパラサウロロフス》

 主力・・・と見せかけて、《亡霊化》がかかってもいない限り、これで殴りに行ける状況は現実的にあまり無い。

 むしろ、《口裂け女》や《友引》解決までの擬似《スタン改》兼・牽制役として使う。

 相手もこの攻撃を通すわけにはいかないので、必然的にブロッカーを多く残すことになる。その状況を回避能力持ちで狙っていくのがデッキのコンセプトとなる。


・《手札抹殺》

 築いた優位を固めるカード。特に、《突然死》など除去系バトルスペルを落とすことができれば、一気にゲームが有利になる。


・《亡霊化》

 飛行以外の、もうひとつの回避能力付与ソーサリー。何気なくAtkも増える。

 除去さえされなければ、そのままゲームを決める力のある1枚だ。




▼プレイング


 どれで守り、どれで攻めるか。

 各カードが強力な代わり、《咆哮するパラサウロロフス》も《口裂け女》も展開が遅い。必然的に、ゲームは防戦からの巻き返しになる。


 簡単なのは飛行クリーチャーによる攻撃。このデッキには多くの飛行クリチャーが含まれている。通る状況であれば下準備もいらず、手軽。


 次は《亡霊化》前述の通り、攻撃が通り続けるなら間違い無く勝てる。しかし《突然死》はおろか《霊魂逆流》でさえ、とんでもないアドバンテージを失う。《手札抹殺》の直後か、もしくは互いに疲弊したゲーム終盤で使うと有効だ。


 最後は、《口裂け女》単騎での攻撃。相手に先手持ちがいないことが条件だが、Atk5先手はなかなか止められるものではない。《紫鏡》を握っているなら尚更だ。相手も毎回5点のダメージを通すわけにはいかないので、なかなか苦しい選択となるだろう。



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