▼デッキ解説
炎水の高速ビートダウン。
《宿り貝》などの自動消滅クリーチャーを、《砂漠の前線基地》と共に使用する。1ターン早く攻撃できる効果に加え、本来ならば攻撃できないはずの最大サイズで攻撃が可能。全ての攻撃が通れば、《宿り貝》なら9点、《ニューネッシー》であれば14点ものダメージを与えることができる。
相手ブロッカーにチャンプブロックされるだけでかなり厳しい状況に立たされるので、除去はできるだけ軽くする必要がある。サンプルでは《霊魂逆流》と、《火炎放射》を《赤色土偶》とセットで導入。土偶で後半の息切れを防ぐ。
見た目はビートダウンだが、クリーチャーのほとんどがただの消耗品であるため、実質はバーンデッキに近い。
息切れしやすい・先手に弱いなどの弱点も多いが、綺麗に回ったときの爆発力は大きい。大会などでは再構築デッキに対抗しやすいのも強み。
▼サンプルレシピ
Crystal - 13枚(6枚)
Summon - 16枚
Sorcery - 4枚
LandSpell - 4枚
BattleSpell - 3枚
|
▼カードピックアップ&チューンナップ
・《赤色土偶》
《火炎放射》の属性確保要員。ラストは《無謀な格闘家》をシルバーバレット。
・《宿り貝》《ニューネッシー》
このデッキの「弾」。アクティブインさせたとしても、何の回避能力も貫通も無いことに注意。ブロッカーはしっかり排除した上で重い一撃を叩きこみたい。
・《霊魂逆流》
通常の除去目的の他、コントロール相手では「弾」の再利用にも。
▼プレイング
《砂漠の前線基地》が無いと話にならない。引くまでリドロー。
しかし、基地が無い状態で戦わざるを得ない場合もある。
明らかに打撃力が足りないので防御網を敷くわけだが、ここは一手遅れたとしても《宿り貝》はターン始めの詠唱完了で場に出したい。
このデッキでは、相手クリーチャーのサイズは3/3がひとつの壁になるので、相討ちが狙えるターンは1ターンでも長い方が良い。
クリーチャーの生存時間が長くなれば、それだけブロッカーを用意して殴りに行けるチャンスも生まれる。速攻デッキだからと言って焦りは禁物だ。