▼デッキ解説


 風水のコンボ系ビートダウン。


 《結束力》《呪文切断》の2枚を使い分け、「相手がビートダウンなら複数除去」「相手がコントロールなら強化&全体除去カウンター」として使用する。

 《カウンターカマキリ》はコンボ用途で使えば自分から+2/+2できるし、水のバウンスにも強い。


 もちろん、ビートダウン相手の場合でも《結束力》を強化目的で使うことは可能だし、《呪文切断》は最悪《霊魂逆流》と組み合わせれば良い。




▼サンプルレシピ

七誌@ABCD

Card Num : 40枚


Crystal - 14枚(7枚)
7 《
水のクリスタル》
4 《水風鉱》
3 《青緑損害水晶》


Summon - 14枚
2 《音速猫》
2 《複眼の梟》
3 《水神の下僕》
3 《耐熱定規》
4 《カウンターカマキリ》


Sorcery - 12枚
3 《霊魂逆流》
4 《結束力》
1 《シルバーバレット》
4 《呪文切断》




▼カードピックアップ&チューンナップ


・《カウンターカマキリ》

 3MPクリーチャーながら、水に対する強力な抑止力となる。

 このデッキであれば4/5程度のサイズに膨れ上がることもあるので、相手にとっても無視しにくい。

 400fと長い詠唱時間が珠に傷。


・《霊魂逆流》

 元のレシピでは《霊魂退行》だったが、弱体化の煽りを受けて変更。

 もちろん、《霊魂退行》のままでも良い。好みで。


・《呪文切断》

 属性拘束が若干重いことに注意。実質5MPの呪文。





▼プレイング


 元のクリーチャーの線が細いのが、このデッキの弱点になる。

 軽量化するために個々のサイズは大きくないし、ウィニー系デッキとして十分な量が入っているとも言いがたい。

 それはクロックパーミッションなので当たり前といえば当たり前、なのだが、プレイする際には細心の注意を払う必要がある。

 相手がビートダウンであればいつかは相手を圧倒しなければならないし、コントロールであれば場を掌握されてはならない。


 ひとたび不利になると巻き返しは難しいデッキなので、あまり大きな手は打たず、スタートダッシュの優位を細く長くつないで行くほうが良い。

 例えば、相手がビートダウンの場合、《音速猫》などの先手で攻撃が防げる場合は無理に《結束力》を使って有利にすることはない。相手が逆転できそうなタイミング、具体的にはクリーチャーを3体並べた時点で《呪文切断》とのコンボで相手を振り出しに戻すほうが有利になる。


 1点2点でもダメージが通っているのならば、相手の動きに応じた対応型のプレイングをするようにしよう。





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