ver.2.11で面白そうなカードが追加されていたので、久々の更新はデッキ紹介。



▼デッキレシピ


七誌@ABCD

Card Num : 40枚

Crystal - 13枚(5枚)

3 水のクリスタル
2 風のクリスタル
1 水風のクリスタル
3 水風鉱
4 青緑損害水晶

Summon - 16枚
2 複眼の梟
3 ノコギリクワガタ
3 耐熱定規
4 緑の子鬼
4 カウンターカマキリ

Sorcery - 11枚

3 結束力
4 霊魂退行
4 呪文切断




▼デッキ解説


┌───────────────────────────────────

○[結束力]
Sorcery
│4(風) / 300f
│----------------
│対象のクリーチャー3体は(+1 / +2)の修正を得る。

└───────────────────────────────────

┌───────────────────────────────────

◎[呪文切断]
│Sorcery
│4(水水水) / 0f
│----------------
│対象の詠唱中ソーサリーを打ち消す。
│打ち消した呪文の対象を破壊する。

└───────────────────────────────────


┌───────────────────────────────────

○[カウンターカマキリ]
│Summon
│3(風) / 400f
│----------------
│蜘蛛の召喚
│Atk=1 , HP=1
│水属性のスキルやソーサリーの対象とならない。
│あなたの呪文が打ち消された場合 , カウンターカマキリは(+2/+2)の修正を得る。

└───────────────────────────────────


 基本の動きは、クロックパーミッションのものとなる。軽量クリーチャーを展開し、いくつかのユーティリティで優位を維持するというものだ。

 相手のクリーチャーを【霊魂退行】で除去。全体除去は【呪文切断】で打ち消す。首尾良くクリーチャーを展開できたら、【結束力】でダメージレースを制する。


 【結束力】と【呪文切断】の使い方が、このデッキの鍵となる。

 ver.2.11で追加された際、誰もが思いついたように、【呪文切断】は【霊魂逆流III】や【Wレーザー】とコンボにすることで複数のクリーチャーを除去することが可能だ。
 しかし、複数クリーチャーを対象とする呪文の多くは、元々がクリーチャーを複数除去したり、バウンスしたりする目的のカードだ。ここに【呪文切断】を加えても、それほどの旨みはない。
 なので、この呪文は【W火事場力】や【不死の契約】など、元々の目的が除去ではないカードと組み合わせるべきだ。各々のカードの目的とは全く違った、第3の用途が生みだされるので、デッキの柔軟性が高まる。


 このデッキでは、【結束力】と【呪文切断】を、コントロール相手には「全体強化+全体除去カウンター」、ビートダウン相手には「複数除去」として使う。

 線の細いクリーチャーがメインでありながら、幅広いデッキに対応が可能となっている。


 そして、このデッキにとって無くてはならない第3のパーツが【カウンターカマキリ】だ。初手で召喚して放っておけば、自然とサイズアップしてくれる。

 【結束力】を除去方面で使ってしまっても、その強化分を補ってくれる形だ。必要に迫られ、【霊魂退行】+【呪文切断】なんてコンボをすることになっても、2:2交換相当の働きはしてくれる。

 もちろん、元々の性能として、環境を席巻している水に対してナチュラルに対策ができる。このデッキでは【耐熱定規】と併用することで、水と炎の両面に対して強化を図っている。


 相手の出鼻をくじきつつ、3/4くらいに成長した【カウンターカマキリ】でビートダウン。

 使いこむほど、【カウンターカマキリ】がもしかしたら強いカードなんじゃないかと錯覚してくる、素敵なデッキである。