そのサッカー人生は決して順風ではなかった。
静学中でもゴール守り、高校2年で高校のレギュラー掴むも3年ではサブに甘んじた。
大学は受験で日体大に進み、3年の努力を経て4年にはゴールを守った。
卒業後、オーストラリアに渡り、英語も習得し、長身でないGKとして、数少ない外国人枠を得る戦いを、下部リーグからはじめた。
そしてあきらめない日々がJリーガー大杉啓を産み、ついにJ313節で初出場を経験した。
あきらめない努力の天才、大杉啓はここから地味に輝く。