高校時代の現日本代表、大島と柴崎の競り合い(OB鈴木健太父のFBより)
2010.09.04 高円宮杯全日本ユースU-18 グループリーグ初戦 静岡学園vs青森山田 〇2(0-1)1 得点:鈴木・篠原





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rhythm techique fightingspritさん
静学 2ー1 青森山田
得点
前半22分 (青)4松本が10柴崎からボールを奪いそのまま攻め上がる、しかし青森山田にボールを奪い返されてしまいカウンターを受ける。前線へのスルーパスに抜け出した選手を3金がファールで止めPK献上、10柴崎がPKを決める。
後半23分 (静)11廣渡のヒールパスにトップスピードのまま反応した7長谷川がドリブルで持ち込み右サイドの6伊東へ、伊東が上げたクロスを9鈴木がヘディングシュート
後半40分 (静)11廣渡が相手SBからボールを奪い中にいた8篠原へパス、篠原がドリブルで相手をかわしGK1対1を決める
静学スタメン
1一ノ宮
3金 2望月 4松本
14秋山 5片井
6伊東 8篠原
10大島 7長谷川
9鈴木
交代
後半0分 望月→11廣渡
後半からシステム変更
1一ノ宮
6伊東 3金 4松本 5片井
14秋山
11廣渡 7長谷川10大島 8篠原
9鈴木
後半30分位 長谷川→20大橋
後半45分 大島→15小針
青森山田スタメン
1櫛引
5横濱 4舛沢 6伊藤 2高橋
7差波 10柴崎
13室屋 8三田
17橘 9成田
交代
後半30分位 室屋→11石田
後半45分 高橋→舘川(パワープレー要員)
感想
前半はジリジリとした展開。
審判が神経質にファールをとりプレーを止めることで選手がイライラしながらプレーする前半だった。
ボール支配はほぼ互角、青森山田はボールを取ってからの攻守の切り替えに異常に気を使っていた。最初からカウンター狙いだったのかもしれない。
青森山田の先制点は、松本が攻め上がったところからのカウンター、静学は松本が上がった時の後ろのカバーが出来ていなかった。
後半に入り静学は4バックにシステム変更。この変更がうまくハマった。
青森山田は2列目の選手が両サイドに張りボランチの位置からサイドに展開して試合を作ってきた。静学は3バックの為このサイドのカバーを中盤の6伊東と8篠原が面倒を見ることになり、静学の両サイドがSBの位置まで押し下げられてしまう5バックの状態になっていた。
後半4バックにしたことで相手両サイドのケアをSBが担当し、逆に静学の2列目を高い位置におくことで青森山田の全体のラインを押し下げることが出来た。
これによって後半は静学ペースで試合を進めることが出来た。
川口監督の英断は4バックにした時、ダブルボランチでなく秋山1人の1ボランチにしたことだと思う。
青森山田の2列目がサイドに張るので中盤の底には2人要らないということ、そして青森山田の3列目で攻撃の基点となる10柴崎と7差波のところにプレスをかけやすくする為に静学の2列目の人数を増やすための采配だったと思うがそれが見事にハマっていた。
厳しい試合だったが勝ちきったことはすごく大きい。
相手10番柴崎はやはり危険な選手だった。幾度となく肝を冷やすような危険なパスを出してきた。静学にとって幸運だったのは柴崎の仕事がゴールを演出する事のみで、試合を決めに来なかったこと。