井田勝通「白のスエット」の歴史(笑)

若い人から「チンピラかヤンキーみたいだ」と思われることもあるスタイル(笑)。
この白いスウェット(フード付き)の歴史をさかのぼってみた(笑)。
時は平成4年、今から23年前。Jリーグが開幕の熱狂が日本を席巻していた最中。
井田勝通はシーズンオフ、ブラジルにサッカーの視察に出掛ける前に、カズのお父様の手術の見舞いにロサンゼルスを訪れていた。
日本にプロサッカーリーグが出現し、「サッカー・スポーツのエンターメント性」のヒントを探るため、当時世界で人気が急騰していたNBA(National Basketball Association)アメリカプロバスケットリーグを数試合観戦した。
その時、NBA選手が試合前に着用していたものが、このようなダブダブのフード付きのスウェットだったのだ。
その後帰国した井田勝通は当時のミズノの担当にそのイメージを伝え依頼した。
だがその当時、日本にはそのスタイルなものは製品化していないだけでなく、存在しなかった。
ミズノの担当が、取り寄せ、研究して特別に作ってくれたものを、すぐ井田は着用した。
その肌触りの良さと、ゆったり感がバスケット選手が着用していたイメージ通りで好きになった。
スウェットはアメリカのバスケットの世界から取り入れたものだった。
当時、スウェットをヤンキーは着ていなかった。当時のヤンキーは何を着ていたのだろう(笑)
井田勝通に、「今、スウェットはどのスポーツメーカだけでなく、かなりなブランド、ユニクロまで販売され、主にはヤンキーの兄ちゃん姉ちゃん、チンピラまで大人気です」と伝えると
「そうか。そうなっているのか」との答え。
「俺が今の若い衆のマネをしていない事は書いとけよ」と大笑いした。
そんな68歳。
あっ。そんなに真面目に読んでくださる記事ではありません(笑)