谷澤から戸高へ 静学OBコンビで先制点!
[7.22 J2第24節 岐阜0-2町田 長良川]
大木武監督の下、細かくつなぐスタイルでリーグ1位のパス本数を誇る岐阜だが、この日は立ち上がりからロングボールを多用。町田守備陣を押し込み、序盤のペースを握ったが、町田が前半13分に試合を動かした。自陣左サイドのタッチライン際からFW谷澤達也が一気に前線へロングフィード。俊足のFW戸高弘貴が最終ラインの背後に抜け出すと、PA外まで飛び出してきたGKビクトルをワントラップでかわし、左足で無人のゴールに流し込んだ。
2試合連続ゴールの戸高は直近7試合で5得点目。やや劣勢だった町田が先制に成功した。痛い形で先制された岐阜だが、その後もボールを保持し続ける。ところが前半40分に痛恨のミスから2失点目。自陣でのDF福村貴幸のパスミスを町田FW吉田眞紀人がカットし、右サイドでフリーのMF平戸太貴がパスを受けると、PA右手前から狙った左足ミドルが岐阜ディフェンスに当たってコースが変わり、そのままゴールネットを揺らした。