順風満帆は嵐の前兆
2009.03.01

今日卒業した菅原鉄平です。卒業してみると静学で学んだことはとても多く、サッカーの技術はもちろん、人間としてとても大きくなれた気がします。思い返せばこの三年間は苦しいことばかりで挫折の連続でした。
一年の時はケガに悩まされ、草薙の走りでたおれたこともありました。家を離れて慣れない洗濯、掃除、食事当番、上下関係などいろいろなプレッシャーとストレスの中、練習や学校に行っていました。
二年の時はずっとBチームで、Aチームの練習に参加しては落とされての繰り返しで、もうダメなんじゃないかと何回も思いました。
三年になって新チームにはいることができ、途中から出させてもらい、それからずっと出させてもらったけど最後の選手権で出ることは出来ませんでした。
こんな経験をした三年間で思ったことは、自分の思ったようにいくことなんて、滅多にないということ。そして、それを実現させるために努力するんだということ。また、努力の仕方にも工夫がいるんだということ。ただ、やみくもに努力するのでなく、今自分には何が必要なのかを考えながら練習することが大事なんだと思いました。
そして、一番実感したのが親のありがたみです。自分をいつも見ていてくれて応援していてくれる一番忘れてはいけない存在だということを本当に実感しました。これからはこの二つのことを忘れずに大学でも頑張っていきたいです。井田監督、修コーチ、濱口コーチ、おきたつさん、岡島さん、イタロー、板倉さん、杉山さん、父兄のみなさん、三年間本当にありがとうございました。