イメージ 1常に、どんな敗北の時も
グッドルーザーであれ。
もちろん 
バッドウィナーは
関わるすべての良質性を滅ぼす。
 
負けを潔く認め、負けから学べ。
勝利から学ぶべき、さしたるものはないのだ。
 
厳しさを己のこととして受け止め、日々学べ。
己の欲求を満たす楽しさに、学ぶことは一切ない。
 
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Be a good loser.
勝ち続けの人生など絶対にない。
勝者と同じ数だけ敗者がいる。
いや、選手権トーナメントなら勝利者は1チーム。
敗者は4000チーム。
夢をかなえた者が唯一幸せで賞賛すべきなら、
ほとんどの挑戦者は不幸で希望のない者となる。

世の中、敗北や失敗や挫折は、不可避で常につきまとうもの。
我々は熱く彼らに語る。

「夢をもて。ふさわしい努力せよ。頑張れ。男だろ。努力は裏切らない」

現実は、現象面の表層で言うなら、
夢はかなわないことのほうが多い。

”夢をもち、全力で日々努力し、
目標に向かって一途に過ごす”ということ。

人にとって尊いもの。
それは、そのことそのものが尊いのであって、
その結果が尊いのではない。

結果はどうあれ、
その結果をにっこり微笑んで
受け入れることのできる人間こそ
讃えられるべき人間、可能性を持った挑戦者。
敗北の連続から「諦めないで粛々と継続した日々」の中に珠玉がある。

結果がすべてだと思い込んで、
負けの言い訳ばかりを吐く、人間をつくるのが、
軽薄無知性な人間。

それがコーチなら
即刻指導のステージから去るべきだ。
 
スポーツ指導者は勝利主義者だが、
忌むべきは勝利至上主義者。
まやかしのスポーツ指導者もどき。