【光が見えるのにかかる時間】 

イメージ 1「見えてくるのにどのくらい時間がかかるのか?」と昔聞いてみた  

井田勝通が「スーパードライ」をうまそうに飲み干して言う 
「静銀やめて有り金持って、ヨーロッパを回った。ワールドカップも生でしか見れない時代だった」 
「指導者始めたころは清水港にアフリカ系ブラジル人青年船員の足技を盗みに行ったこともある時代だった。テクニック皆無の時代だ」 
「25年前まであまり情報もなかった。サッカー不毛時代だ、その時、日本にリフティングは5種類しか存在しなかった(クラマーが持ち込んできたものだった)。本当だぞ」 
感心したら付け加えた言葉がこうだった 
「ただ、だれもやらないテクニック取り入れたら(選手権初出場で準優勝、翌々年も出場以来)13年(県大会で)勝てなかったけどなっ。カッカッカッ」 
「なかなか現実で花開くのはムズカシイんだよってつくづく・・・」 
「本田(現流経柏)も一時期やろうとしたけどな・・・」 
「新しいものは既得権益に疎まれ、無視され、除外され、排除され・・・)」 
「でも大切なのは勝つことの誘惑に飲み込まれず。こだわりを捨てないこと・・・」 
継続がオーラ生むということだけは何となくわかった(笑) 
「指導者人生はな。面白いぞ」と。 
そして酔った井田勝通はしらふの俺に言った 
「何年で光が見えるかって?オォ?お前酔っぱらってるな?」と(笑)