Rhythm Technique Fightingspirits
静学の堤が県選抜に選ばれたことがうれしい。
昨年はAチームに登録されたことは無く、Bチームでも決して中心選手ではなかった。今季も新チーム始動時ポディションを掴んでいなかったが人材不足のSBで試され、見事にポディションをものにした。そして新人戦で活躍を続け、レギュラーではなかった男が2か月間で県選抜にまで登りつめた。
静学あるある的に言うと、県選抜から静学に戻ってくると控え選手にポディションを奪われ、県選抜の肩書に満足した選手はプレーがぬるくなり、Aチームの控えどころかBチームやCチームへ転落していくという現象に陥りがちな状況。
でも試合中に相手の膝がまともに太ももに入りモモカンでまともに歩けない状態でも、気合で試合に出続け、さらに好パフォーマンスを披露する堤なら、そんな静学あるあるにハマることもないだろう。
Rhythm Technique Fightingspirits

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イジられ「ももかん」野郎・堤。
20165.12.29 埼玉にて
チーム一のイジられキャラ。
遠征2日目に、入学して初めて1本目のチャンスもらったが、
強烈なモモカン食らって立ち上がれなくなって交代した。
次の試合前
「もらったせっかくのチャンスどうすんだぁ。」
とオキタツが喝。
電気が走った堤。
「やれます。やらせてください」
緊迫した空気の中、イジル田原、山ノ井のGK。
「本当にやれんのかよ」と田原。
「走れんのかよ」と山ノ井。
「走れるから」と足を引きずりダッシュをしてみせる堤。
「それ、走れてないから、あきらか痛そうだから」と全員がイジル。
「いやいや!走れますから」
と「うっうっ」言いながらダッシュストップをくり返す堤。
「それで裏取られたらどうすんだよ」と山ノ井。
堤が答える。
「裏取られたら、全然切れていいから、
 うん。全然切れていいっすよ」
全員「(爆笑)」
そして最終日までA戦で出場し続けた堤。
そしてしみじみと一言。
「オキタツ先生の喝が最高の治療(笑)です」

いつみても寝起き顔だが秘めた闘志は起きている(笑)