結婚は合わない者同士をくっつける神のいたずら(笑)
夫婦は「愛のレッスン」で合わない所を合わせる修行(笑)
愛妻の性格と入れ替わりたい、と思ったのは一度や二度ではない。良き事が起これば、全て「私のおかげ」と恩をおきせになり、悪しき事が起これば、全て「あなたのせい」となる。そこに何の迷いもなく、実に気持ちが良い。罵詈雑言が口をついて出れば、地球上の汚い言葉が次々と発せられ、聞いているこちらは、心臓が口から飛び出る程のパワー。もし、イスラム国と戦っても負けるはずがないと睨んでいる。
しかも、私が難問にぶつかった時は、「考えてはだめ、感じるのよ」と言いつつ、私のそばに暫く寄ってこられないのだ。その代わり、私に臨時収入があった時は、べったりとくっつき、うざい程そばを離れない。
根負けして、「わかった、僕の物は君の物だ、あげるよ」と言えば、「お金が全てじゃないのよ、わかる?」とやっぱり謎の言葉を残しながら去って行かれる。辛い出来事や厳しい事は、全てが「愛のレッスン」だそうで、「あなたに試練を与えた人に感謝するのよ」が口グセ。
だから私は答えている。「世界中で君に一番感謝しているよ」と(笑)。2015年も静かに暮れていく。新しい年は果たしてどんな年になるのだろうか。もはや、何の欲も、野望もない私だが、どうか「愛のレッスン」とやらを卒業させて頂けないでしょうか。もう充分です(笑)。
つい先頃、夫婦同姓は合憲との最高裁の判決が出た。私は言った。「深く考えた事もないが、付き合っている時、つまり別姓の時は、大抵の人は仲が良いけど、結婚して同姓になると仲が悪くなる。これってどういうことかなぁ」皆様が良い年になりますように。そして本年も宜しくです。
日本亭主関白協会