最近、あれやこれやでいろいろ忙しい感じにしてて覚えてたけど、その日に書きそびれた一昨日のBerryz工房の最後絡みでいろいろ書きたいことがあったのですよ。

 いやぁ、私はこのグループはね、2000年代アイドル史における壮大な社会実験と評していいぐらい魅力的なグループだったと思いますね。

 今でこそ、モーニング娘のような入れ替えスタイルに、AKBGのような80年代・90年代アイドルにおける人気の奪い合い合戦とCDをリンクさせた手法を取り入れたり、グループアイドルとは無縁だった大手のタレント事務所がやってみたりなど、様々な工夫によってアイドル戦国時代なんて言われますが、ことBerryz工房に関していえば、メンバーの増員なく(卒業1名)で、11年間行ってきたというのは、ある意味壮大な社会実験であることには間違いありません。

 デビュー当時、彼女達は全員小学生で、普通の子が小・中・高・大(高卒社会人駆け出し)・社会人駆け出しの段階で、経験することができることをすべて、アイドル業に捧げてきた、生半可な気合ではないグループであることには間違いないと思いますね。2000年代というのは、CD不況と呼ばれるように、音楽の消費スタイルがiPodをはじめてとするDLスタイルにとって変わられ、CDへの価値が減少傾向にある中で、ここまでメンバーの増員なく続けてこれたのは、ある意味壮大な社会実験であることには間違いないと思いますし、彼女達は幼いながら、組織社会の酸いも甘いも見てきた人達です。

 2000年代のハロプロは、相次ぐメンバーの恋愛関係のトラブルで、事務所全体でメンバーのマネジメント体制に疑問を抱かざるを得ない頃でした。その中で、モー娘の妹分としてデビューした彼女達。すごいなぁと敬意を評したくなる次第です。これからの未来が幸多きものであることを祈願したいと思います。

P.S






 ちなみに、私のBerryz工房のお気に入り曲は、コイセヨLoving you Too muchです。