第4四半期フィリピン成長率、予想上回る 前期比はアジアで最高(ロイター、2015年1月29日の記事より)
フィリピン政府が発表した2014年第4・四半期の国内総生産(GDP)は前年比6.9%増で、市場予想(6.0%増)を上回り、伸び率は2013年第3・四半期以来約1年ぶりの高水準となりました。
工業部門と建設部門が伸びをけん引しました。
2014年全体はプラス6.1%で、こちらも市場予想を上回りました。政府目標は6.5-7.5%でした。
第4・四半期の伸び率は前期比(季節調整後)ではプラス2.5%。アジアで最も高い成長率となり、市場予想(1.7%)を上回りました。2010年第1・四半期以来の高い伸びで、第3・四半期の改定値プラス0.7%から加速しました。
GDP統計は今年もフィリピン経済が堅調に推移することを示唆し、同国の中央銀行が当面金利を据え置くとの見方を支持する内容となりました。
バリサカン国家経済開発長官は記者会見で「国内経済は長期的な成長軌道に載った。成長率7%は十分持続可能かつ達成可能だ」との見解を示しました。
フィリピン中銀は2月12日に今年初の政策会合を開く。アナリストは上期の間、政策金利が据え置かれると予想しています。
GDPの発表を受けて中央銀行は、原油価格の予測などを踏まえて経済見通しを見直す方針を示しました。テタンコ総裁は、見直し後に「インフレのリスクバランスに変化があれば」必要に応じて政策スタンスを調整すると述べました。
ロイター調査によると、2015年のフィリピンのGDP伸び率は6.5%に加速する見通しです。
2015年と2016年のフィリピン政府の成長率目標は7-8%!