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マスターコースの最終日に講師のサトーさんからいただいたカード。


元「エホバの証人」2世として
現役の間も辞めてからも
苦しい思いを抱えて生きてきました。


辞めてからの10年余りの間に
何度か泣きながら母親に
ぶつけた言葉があります。


私は「エホバの証人」になんかなりたくなかった。
普通の人生を送りたかった。
私の人生返してよ。


今更どうにもならないことはわかっていても
言わずにはいられませんでした。


大人になってから信者になった人は
それまでの人生で自由に見聞きしたものの中から
自分の価値基準に合うものとして
自分の意思で信じることを選びます。


でも私は小さい頃から
一方的に偏った宗教教育を施され
宗教以外の考え方を取り入れることを禁じられて
育ってきました。


辞めれば滅ぼされると
強い恐れを植え付けられてきた私には
選択の余地はありませんでした。


そんな状態でしたから
「エホバの証人」の教えが偽りで
人生の多くの時間を無駄にしたことに
気づいた時


母親や宗教に対する強い怒りや
騙されて人生の貴重な時間を失ってしまった
自分を強く責める気持ちが
湧いて来ました。


何度訴えても母親は
自分は真の宗教を実践していて間違っていない
という考えなので
心からの謝罪はないのです。


私の怒りは
受け止めるべき人に受け止めてもらえず
いつも私の中で
くすぶっていました。


私はどんなに悔やんでも取り戻せない過去を
手放せないことに苦しんでいました。


この件に関してはいつか自分の中で
「強制的に」終わらせなければならない
と思っていました。


サトーさんのこの言葉は
それを後押ししてくれました。



「過去を損する」を言い換えれば

私の人生を青春を返せと
親や宗教を責める権利を
手放すこと。

宗教に従い続けて貴重な人生の時間を失った
愚かな自分をいつまでも責め続けるのを
やめること。

宗教に人生を奪われた
かわいそうな自分を
やめること。



人のせいにするのをやめて

過去の自分を責めるのをやめて

自分で自分を幸せにすると決めて

生きて行くことにします。


「今」を幸せにすることで
「過去」も「未来」も
幸せにできると信じています。


宗教と関わらずに普通に生きてこれたら

友達と遊ぶこともできたし

部活動をすることも

大学に進学することもできて

今より充実した人生経験と思い出を

得られたかもしれません。


今となっては
人を責めても
後悔しても
過去は取り戻せません。


私の願いは
これからの人生を幸せに過ごすことです。


だから
「今」と「未来」を幸せにするために
「過去を損する」ことを選んでゆきます。


宗教の洗脳から解かれて
自由に自分の人生を生きて行ける
「今の幸せ」に目を向けたいと思います。