良く解らない童話 | 今日も苦笑い

良く解らない童話

公園を走り回りながらさっちゃんが楽しそうに、トンボを追いかけてる。

僕は、ブランコに座りながら観ている。



僕は、笑っていた。


-さっちゃん-


窓を開けると、さっちゃんが目の前に立っていた。


僕は、目が合ってしまった。


僕は、恐くてしゃがみこんだ。


さっちゃんは、窓から入って来て、僕の耳元で囁いた。

「今夜は辛口」

さっちゃんは、玄関から出て行った。


晩御飯は、炒飯だった。

僕は、カレーじゃなくてホッとした。



-さっちゃん-


僕は、久し振りにさっちゃんの家に遊びに行った。

玄関が開いていたので勝手に入っていったら、台所から泣き声が聞こえた。


僕は、走って台所に行ったら、さっちゃんが泣いていた。


良く見ると、腕にボールペンを刺していた。
僕は、恐くなり、さっちゃん家の居間でテレビを観ながらお茶を飲んでいた。


後々話しを聞くと、ボールペンが腕を貫通するマジックの練習をしてたんだって…。

僕は、ボールペンよりマジックでやれば良いのにと思った。



-さっちゃん-その最後


気付けば、僕とさっちゃんは高校生になっていた。

さっちゃんは、普通の女の子になっていた。

僕は、気付かないうちにさっちゃんに恋をしたらしい。


思い切って、さっちゃんを公園に呼び出して告白したら、茂みから、さっちゃんの彼氏が出てきた。


僕は、痛い思いをして、殴られて身体も痛かった。


さっちゃんと彼氏は手を繋いで公園から出て行った。


僕は起き上がって、ブランコに座って、トンボを追いかけている子供を観て泣いていた。