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母親としての

マダラが逝った翌日、我が家の小さな家族たちが眠る(手作り)墓地へ埋葬に行きました。
いつもの岩くれだらけの土を一通り掘り終わり、いつもならすぐにそこへマダラを寝かせてあげるのですが、今日は別の用事で待たなくてはなりませんでした。
 
朝、手作り墓地の少し離れたところで親父が大鎌で草刈をしていたところ、運悪く草に隠れていた野ウサギの子供に刃が当たってしまったそうで、外傷は無いものの首か背骨が折れ、鼻口から血も出ていて、もう虫の息という状態でした。
 
どのみち助からないし、でもそのまま野に置いておくのも忍びないので、マダラと一緒に弔ってあげることに。
 
そのウサギの子を傍らに置いて墓穴を掘り終えましたが、まだかすかに息が残っていて、一旦その子が家に連れて帰り、逝くのを待ってからマダラを埋葬することにしました。
 
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子供のせいでまだ温もり恋しいのか、手で抱えてあげると大人しくなりました・・・
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ネジが気がついて、匂いを嗅ぎに
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お前のお母さんと一緒に行ってくれる子だよ。。。
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午後3時ごろ、静かにこの子は逝きました。
小さな身体でこんなにも長い時間をがんばったこの子を讃えるには、僕の言葉と涙だけでは足りません…
この記事を読まれた方も、どうかこの子をねぎらってあげて下さい。。。
 
そして、待たせておいたマダラの許へ。
マダラ。。。いきなりで申し訳ないけど、この子を一緒に連れて行ってあげてね
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マダラは母親としてもベテランママでした。
2008年夏、チャトラ
2009年夏、たいがぁ
2010年夏、ネジ
2011年夏の子は残念ながら死んでしまいましたが、チャトラより以前にも子連れでいたのを見たことがあり、生涯子育てしてきた数はかなりのものでしょう。
 
ベテランママのマダラと見込んで、母親としての最後の仕事をお願いするよ。。。
初対面で、しかもウサギの子供で申し訳ないけど、よろしくね。。。
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マダラ、ありがとう
さようなら
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向こうで、この赤ちゃん猫はもう大きくなった頃かな?
お母さんマダラにまた逢えて、いっぱいいっぱい甘えてるんだろうね❤
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母親としての・終
 
 

野良猫としての

一昨日、マダラが旅立ちました。
前日には水も飲めなくなっていて、明日(一昨日)いっぱいの命だろうとは思っていました。 
 
トイレの中で寝ているこの写真が、マダラの生前の最後の写真になりました。
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もう物置の外には出さないようにお袋に言っておいたのですが、一昨日の明け方
お袋が物置の戸を開けている間にフラフラと起き出して、また帰ってくるだろうと思ってそのまま行かせてしまったらしいです。
 
明るくなってから必死に探しましたが見つからず、僕は夕方まで出かける用事があり、後ろ髪を引かれる思いで家を出ました。
折りしも、その日の夜まで降り続くことになる雨も降り出してしまいました・・・。
 
マダラが我が家の物置で暮らすようになったのはまだ一年半くらい、それまでの十数年間を暮らし続けた漁港を自らの死に場所に選んだ、そう思おうとしました・・・。
自ら「野良猫としての死」を選んだ、そう思おうとしました・・・。
 
夕方家に戻りすぐにマダラを探しに行くと、想像していた一番見たくなかった光景がありました。
 
草むらで、ずぶ濡れになって横たわっているマダラを見つけました・・・
 
まだ身体は柔らかく、事切れてからそう時間も経っていないようでした。
冷たい雨に濡れていたのに、わずかですが温かい気もしました。
最期くらいは温かい部屋の中で迎えさせてやりたかった、それすらも叶いませんでした・・・。
  
たったひとつだけ救いだったのは、その亡骸を人知れず朽ちさせてしまうことなく、
弔ってあげられること。
僕が見つけやすいように、最期の力をふりしぼって姿を見せてくれたと思いたかったです。
 
マダラが横たわっていたその草むらは、チャトラやたいがぁをはじめ、それまでマダラが何度も出産、子育てをしてきた場所でした。
 
翌日、僕はマダラを我が家の小さな家族の一員として埋葬することにしました。
 
 
野良猫としての・終
 
 

野良猫として

我が家のマダラ3きょうだい、チャトラ(長女)、たいがぁ(長男)、ネジ(二男)。
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この子たちの母親、マダラに旅立ちの時が近づいているようです。
  
数週間前からカリカリフードを食べる時に口を痛がるようになり、お刺身、缶詰と柔らかいものに変えてきましたが、もうそれも受け付けなくなり、今は牛乳と水を飲むだけになりました。
ハスキーの晩年と同じ症状のようです。
  
ハスキーは痛み止めの注射をしてもらえば、ひと月くらいはどうにか食べるうようになり、薬が切れればまた注射と、それを10カ月くらい続けました。
マダラにも同様の治療をすれば延命はできると思います。
  
でも、うちの物置に間借りさせてはいますが、マダラは野良猫として扱ってきました。
もし飼い猫の誰かが交通事故に遭い、もう助からないくらい瀕死の状態だったとしても、無駄を承知で医者に担ぎ込むでしょう、。
でもマダラが同じ状況なら、そのまま「見殺し」にすると思います。
  
残酷な言い方に聞こえるかもしれませんが、それが飼い猫と野良猫との一線、
食べ物と宿は提供しても、その「生き死に」までは関わらない、と。
 
ただ、もしマダラがその身を隠すことなく、僕の目の届くところで最期を迎えたなら、
その亡骸はうちの小さな家族たちと一緒に眠らせてあげるつもりです。
罪滅ぼしではなく、それがマダラへの恩返しになると思いたいです。
  
あとわずかだとは思いますが、残されたマダラの日々を見守っています。
時間を見つけては、いたわりと感謝の気持ちで体をさすってあげています。
うちの大切な子供たちの母親として。。。
   
 
野良猫として・終