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1月9~12日

 
1月9日
前日(入院初日)家に戻ってすぐに天日干ししておいた枕とメガネと、一応毛布も持って病院へ。
窓際のヒーターを自分で操作出来るし、掛布団も2枚にしてもらったそうで毛布はいらないとのこと。
 
今回の入院前に、心臓を患ったときの正確な病名を知っておきたい、と言われ
帰宅後その病院に電話で聞いたが情報保護とやら教えてもらえず、知りたいなら病院の窓口に来いと言われ、頭に来て、
それなら医者同士で話をつけろ!と電話を切った。
 
この日、その話がどうなったかも含め看護婦に担当医と話しが出来ないか聞いてみたところ取り次いでもくれず、何かあればこちら(病院側)から連絡するとのこと。
また腹が立った。
 
夕方の犬たちの散歩は、親父がいつも連れ歩いていた海水浴場方面のルートへ。
(親父はリードをつけていましたが、やはり僕は付けません。)
出会う親父の漁師仲間たち、ことごとくに「親父さんはどうした?」と聞かれるので
検査入院という言葉で誤魔化しておいた。
かなり面倒な散歩ルートだが、犬たちの「親父ロス」を軽減するため当分はこっちのルートも使っていく予定。
 
 
1月10日
この日は病院持って行くものは無いので面会は休むつもりでいましたが、朝に病院からの電話で「先生から話がある」と言われ、お昼頃に伺うことに。
昨日先生に取り次いでいてくれれば、今日病院へ行く手間も省けたのに!と、またまた腹が立った。
 
わざわざ呼び出すからには、良くない話だろうと気持ちの準備をして病院へ。
親父に面会はせずに先生を待ちました。
もし親父に報告出来ない話なら、用も無いのに面会は不自然と勘繰られるので、会わずに帰るつもりでした。
 
話しの結果は、手術日が決まったという話だけでした。
13日の午後(これを書いてる時点では、もう明日)に手術開始予定とのこと。
親父にその報告し、ついでに翌日からかなり寒くなる予報なんで、車に積みっぱなしの毛布をどうするか聞いたところ、
ベッドが硬いので掛布団を敷布団代わりに敷いているそうで(それでも痛いそうで)
毛布を束ねて敷いたら、かなり寝心地が良くなったと喜んでいました。
本来なら昨日の医者への取り次ぎで済んだ話で、無駄足と思っていましたが災い転じて?
 
 
12月頃からずっと続いていた腹の痛みは、やはりすい臓ガンから来ていたもので、
もう普通の痛み止めは効かないため、麻薬で痛みを抑えている、という話しも先生からありました…。
 
 
1月12日
午前中、親父から電話が来て、風呂に入ったんでタオルが無くなったと。
一昨日に引き取ってきた洗濯物を持って行く予定だったのでバスタオルも追加。
病室に着くと、前の腸の内視鏡の時に飲まされた下剤(2リットル)が再度置かれていました。
絶食も朝からすでに始まっていて、明日の手術が終るまで差し入れしたお茶(ペットボトル)も飲めず。
 
明日の手術は午後からだが、麻酔医の説明を午前中に聞きに来なければならない。
町内会のことを親父に聞き忘れたので、それも手術前に聞いておかないと。
 
毎晩犬猫たちに占領されている親父の布団の脇に、座椅子を倒した状態で補助の布団スペースを作る。
ジュンがそこに寝てくれると、こっちは久しぶりに人間の恰好で寝れる。。。
 
 
1月9~12日・終
 

1月8日

 
1月8日
親父の入院前の検査が朝一で始まるので、朝のワンコたちの散歩も早めに家を出ました。
偶然ではありますが砂浜に降りると同時に、雲ひとつ無い水平線から太陽が顔を出し、急いでシャッターを切りました。
散歩の時にカメラもいつも持ち歩くわけではないので、この写真を撮れたのも偶然が重なってのことです。
 
後で写真を整理していて気付いたのですが、昇り始めた太陽が水平線に張り付いてお餅のように伸びて写っていました。
形がダルマのように見えることから「だるま朝日」や、「Ω」のように見えることから「オメガライン」とも呼ばれ、水平線の遥か彼方まで雲や水蒸気の層が全く無い時にだけに現れる珍しい現象だそうです。
 
大抵、水平線には雲があって、その雲のせいで「日の出」の時間も遅くなります。
雲の無かったこの日に、いつも通りの時間に散歩に出たなら間に合いませんでしたし、そしてこの珍しい現象にも出逢えませんでした。
つながった偶然が今度の(もう結果の出ている)入院の善い前兆と思うことは出来ませんが、ただ感謝だけはしたいと思いました。
 
1月8日午前6時51分
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入院前の検査も入院手続きもほぼ滞りなく終わり、病室は4人部屋で海を見渡せる窓際の景色の良いベッドでした。
他の患者さんは皆ほぼ寝たきり状態の人たちでした(会話や挨拶の手間が省けるのは助かります)。
 
3年前の心臓での入院の時は病院まで車で30分以上(追い越し、限界速度で)
かかりましたが、今回は隣町の病院なので10分足らずで着くので通うのも非常に楽です。 
メガネ(老眼鏡)と親父がいつも使っている枕を忘れたので、翌日持ってくることにして病院を後にしました。
 
家のほうでの気がかりは、やはり犬のジュンくんで、常に親父にべったりだったジュンが突然親父がいなくなって大丈夫かということ。
夕飯時に親父を探しまわるそぶりをしていて、また寝る時も必ず親父の布団の上で寝ていたので(ネネは玄関)、仕方なく僕が親父の布団で寝ることにしました。
他に猫たちも寝に来たので、すし詰め状態の寝床に。
こんな状態で親父はよく毎晩寝ていられたものだと呆れました。
早急に改善しないと、僕の睡眠不足に拍車がかかるのも必至です。
 
 
1月8日・終
 

1月7日

 
 1月7日15時51分
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 16時22分
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 16時25分
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16時27分
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16時31分
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16時33分
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16時38分
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16時39分
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16時41分
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16時59分
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実際の空はこんなにも美しい夕日を見せてくれましたが、
昨年末にお伝えした我が家に近づく「暗雲」はやはりその歩みを止めてくれず、
ついに我が家の空を覆い尽しました。

今日(1/7)親父が腸の内視鏡検査をし、S字結腸にガンが見つかりました。
ガン細胞に腸を塞がれるのも時間の問題で、早めの手術と親父への告知をお願いしました。
まだ手術による(腸ごとの)切除が可能なガンという説明にもかかわらず、ガックリと肩を落とす親父に、
もうひとつのガン、すい臓がんは既に手遅れで、余命半年と告げることは僕には出来ませんでした。
 
手術の準備で翌日に入院する予約をし帰宅、今日の検査で胃も腸も空っぽになって足もフラついているはずなのに、親父は犬たちの夕方の散歩へ行きました。
 
毎日、近所の人と立ち話をしながら1時間近くもかけ、のんびりと歩いてくるのが
親父と犬たちの散歩でした。
もうその時間を過ごすことは当分出来ないという思いから、身体に無理をしての散歩だったのでしょう。
 
秋口から食欲が減り始め、それでも毎日の晩酌とお刺身は欠かしませんでした。
猫たちが代わる代わる親父のあぐらの上に乗ってお刺身のおこぼれをもらう。
そんな風景もしばらくは見られなくなります。
スーパーで買ってきたイナダを親父にさばいてもらい、この日も食卓へ。
残った柵は明日から少しづつ猫たちに食べさせようと思っています。
猫たちの喜びが、入院中の親父へと伝わっていくような気がするから。。。
 
 
 
 
 
親父本人にも他の家族の誰にも知らせていない事実をブログで公開することに、
僕自身迷いましたし、読まれた方からのご批判もあるかと思います。
万が一にもリアルで近い人の目に触れ、親父や家族の耳に入ることになったら…。
せめて限定記事にしようかとも思いましたが、もともと訪問者の少ないブログですし。
これまで自分はブログの中で一切の嘘を書いてきませんでした。
事実を誤魔化すような虚飾も避けてきました。
それが自分の信念のような気がしますし、それを曲げてまで書こうとは思いません。
この記事を読まれた方々の良心を信じます。
人を信じるのが自分の信念でもあります。
 
 
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犬たちの散歩に出かける親父を見送ると、空には大きな「天使の梯子」がかかっていました。
親父たちが散歩から戻ってしばらく後、雲の切れ間から陽が差し込み、「天使の梯子」は金色に。
一旦は雲に隠れましたが、また眩しい夕日が顔を出し、そして日没、夕闇へ。
親父と共に30年以上漁をしてきた「相棒」は年末に陸に揚げられたまま、
正月明けの出初にも参加することなく、親父の帰りを待つことになりました・・・。
 
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1月7日・終
 
 (コメント欄は開けておきますが、個別のコメントへのリコメは申し訳ありませんが控えさせて頂きます。)