高速道路を北に向かって走っていた僕は、トイレ行きたくなったのでサービスエリアに立ち寄りました。

手前の個室はふさがっていたので、その隣に入りました。
便器に腰を下ろそうとしたその時、隣から「やあ、元気?」と声がしたのです。
男は皆そうですが、トイレで見知らぬ人と話をすることはありません。

どうしていいかわからなかったので、ためらいがちに「まあまあだよ」と答えました。
すると隣人は「そうか……それで、今何してるの?」と言うのです。
妙だなと思いましたが、私はバカみたいにこう答えました。

「君と同じだよ。ウンコしようとしてるんだ!」

やがて隣の男は、声をひそめてこう言ったのです。

「おい、あとでかけ直すよ。隣の個室に、俺の話にいちいち答えるアホがいるんだ!」





まじうけた。