そこで少年がストップをかけた。


「北の方ってここより、って事?」


クロウンは頷いた。


少年は何となく以前アリーブと話していた事を思い出した。


「明の妖精は、南の暖かい方に住んでるの。闇の妖精は、逆に北に住んでるの。闇の妖精は、凄い暗いから明の妖精が、闇の妖精を憎んでると思ってるの。」と。


少年は今更ながら、微かな疑いを持ち始めていた。


この二人は何かで化けているのでは、と。