男達は、風の手を切ったのだ。



2つに分かれた風の手は、細かな風となって拡散し、キュールもどきは消えていた。


風の手を切った男達は、片方はひどく滑稽は姿だった。


小人のように小さく、羽が生えていた。


もう片方の男は、少年と同じ姿形で、背は高く、体つきもがっしりしているところから見て、少年より年上のようだった。


そして二人の男達に共通していることは、戦闘服と鋭利な剣を持っていた。


ただ漠然としている少年を、二人の男は振り向いた。