言葉で言って聞かないなら、と、少年はもう、一切の食べ物を片付ける事にした。


激しく反発されたが、それを無視してさっさと旅を続ける事にした。

いちご一つで満足していたアリーブは、苦笑いするばかりである。


「だけどさ。旅を続けるっていっても、手がかりもないでどうすんの?」

如何にもだるそうなフンダーの口調。

「…」

その通りである。

一体どこを探せば良いのか、見当もつかないのだ。

「…じゃあ、誰かに狙いを絞って探したら?」

唐突にアリーブは提案した。

「こう、さ。あの子はこっちにいそう。この子はあっちにいそう。って目的をコロコロ変えていたら、逆に見つかりにくそうじゃない?」

一同は同意し、早速誰を先に探すか、という話になった。

しかしまたもやここで意見がわかれてしまったのだ。