フンダーはマンフールに全てを話した。

迂闊に信用してはならないのかもしれないが、もう後戻りは出来ない。

マンフールの家は手造りの木造構築だ。

作業室、寝室。

それしかない、シンプルな家だった。

しかし、家具のセンス、丈夫さといい、技術は完璧であった。
必要最低限のものしかいらない
-その考えにフンダーは好感を持てた。

はなしおわったフンダーにマンフールは言った。

「ふーん。お前さんも色々大変だったんだな。まあ、取り敢えず今日は泊まってけよ。寝床ねえんだろ?…そうだ。いっちょベッドでも作るか!」

マンフールは実に楽しそうだった。

同じ職人だからかなんなのか、二人は何か合うものがあった。
俗にこれを波長が合うと言う。
もう既に二人は互いに心を開いていた。