ABC4YOU英語教室では、
2月末日より6月初まで
電子ブック📚を活用した
オンライン多読💻に
切り替えていました。
利用した電子ブックは、
Scholastic社(※)の
Literacy ProとTrueFlixです。
オンライン図書館(オンラインライブラリー)の電子ブック📚は、
Literacy Proだけでも1,200冊ほどありますが、
TrueFlixを含めると、1,400冊くらいあるのではないかと思います。
今回、自粛期間になるかならないかの頃、
ネットであらためて調べてみると、
英語の電子ブックやオンライン図書館が
たくさんあることがわかりました。
日本の出版社のもの、アメリカの無料のもの、格安な電子ブック、、、、
調べるといろいろ出てきます。
その中でも、
本の面白さ、
音声の良さ(機械的ではない音声、Fluencyのある音声)、
種類の豊富さ、
の面から総合的に判断して、
Scholastic社の電子ブック📚は抜きんでていました。
特に、ABC4YOUの生徒たちは
多くの生徒がシャドーイングをするので、
音声のナチュラルさにこだわる必要がありました。
それで、Scholastic社の電子ブックを使うことにしたのです。
3か月の間、生徒たちは“英語を読む“習慣を維持できました。
このことは大変大きな成果でした。
もしこの3か月間読んでいなかったら、今頃どうなっていたかと思うと、、、
自粛前の状態に、いまだに戻すことができていなかったかもしれません。
特に、多読を2年以上続けている中高生の場合、
読む本の種類や難易度が変わりました。
自粛前に読めなかったものが読めるようになりました。
(当人たちは自然と変化したため、自覚していない生徒も多いのですが、
端から見ていると読み方、読むもの、が自粛前とは変わっています)
小学生は、中高生ほど大きい変化ではないにしろ、
自粛前よりも本を読む体力、読み方、が変わりました。
読みやすくなっていると思うのですが、これもまた自然と変化したので、
当人たちは気づいていないかもしれません。
多読というのは不思議なもので、
Harry Potterを読む子でさえも
「そんなに難しくない」
とつい言ってしまうくらい、
自然に読めるようになってしまうもので、
若ければ若いほど、自身の変化に気づきにくいものなんです。
↑多読あるある😅
それに比べて大人は、
過去に苦い経験をしていることが多く、
「読めるようになった!」
と喜びをかみしめる人が多いです
↑余談💦
実は、自粛期間前も、時々Scholastic社の電子ブックを読む生徒はいました。
しかし、読み続ける生徒はいませんでした。
それが、3月~5月の自粛期間中に、
電子ブックの読み方のコツを掴み、
生徒たちは電子ブックを楽しめるようになっていきました。
しかも、時間が経つにつれ、
教室での多読ではみられない変化も
見受けられるようになりました。
これは、Scholastic社のオンライン図書館の電子ブック📚を
3か月、継続して読んだことで起きた変化でした。
また、次のことも今回わかりました。
これもまた3か月の間、電子ブック📚の読書を
集中的に行ったおかげで気づくことができたことです。
年に数回程度、電子ブック📗を読んでいた、
これまでのペースでは、
電子ブック📚の読書に“慣れ”ることはできませんでしたから…
教室での多読を再開した現在、
生徒たちは紙の本を読んでいます。
けれども、自粛前とは違います。
彼らは、もうScholastic社の電子ブック📚を楽しく読めます。
自粛前ならば、電子ブックをいくら勧めても読まなかった生徒が、
今では電子ブック📚を読むことを厭いません。
たとえば、次のタイトルの本は、教室にありません。
または、あるとしても高校生にとってはやさしすぎるレベルの本ばかりです。
Anansi Spider's Thin Legs、Cinderella、The Call of the Wild、Oliver Twist、、、、。
Scholastic社のオンライン図書館には、
中高生が読むのにちょうどよい難易度の同タイトルがあります。
小学生の場合、
教室の本だけしか読まない場合は、
進捗具合によっては、
同じ本を何度も読まなければならなくなることがあります。
そんなときは、楽しくて、やさしいレベルの電子ブック📚が
充実しているScholastic社のオンライン図書館を
これからは利用できます。
このように、今後も、教室にある本と並行して、
オンライン図書館を利用していきたいと思っています。