哲学者この世の幸福、不幸に超然として生きている。 善、正義の探求を神から課せられた天職であると信じ、 そのために金銭、名誉、社会的地位その他の、 いわゆる世俗的満足をことごとく放棄して、 哲学的対話のために一生を捧げたのだ。 自分が献身すべき理想、建立すべき記念碑は, 善の研究という内面的行為に変貌。 英雄たるゆえんも、 地上的禍福に眉ひとつ動かさぬ魂の偉大さに成長。